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【Java】配列について

2024/01/15に公開

Javaの配列について特徴や基本となるところ主にメモしていきたいと思います。

配列の特徴

Javaの配列のいくつかの特徴について

  1. 同一のデータ型の要素を保持
    配列は同じデータ型の要素の集合体です。例えば、int型の配列は整数の要素を保持し、String型の配列は文字列の要素を保持します。
  2. 添え字は0から始まる
    配列の要素は0から始まるインデックスを持ちます。例えば、array[0]が最初の要素であり、array[1]が2番目の要素となります。
  3. メモリ上で連続した領域を占有
    配列はメモリ上で連続した領域に要素を格納します。これにより、要素へのアクセスが高速に行えます。ただし、要素の挿入や削除が頻繁に行われる場合は、リストやコレクションを検討するべきです。
  4. 初期化が必要
    配列は初期化が必要です。初期化を行わないまま要素にアクセスしようとすると、実行時エラーが発生します。

配列の書き方

配列の基本

Javaの配列は同じ型の要素を保持することができる変数であり、下記のように宣言します。

// データ型[] 配列変数名 = new データ型[要素数];
int[] numbers = new int[5];

この例では、numbersという名前の整数型の配列を作成しています。配列の要素数は5ですが、0から4までのインデックスがあります。

配列へのアクセスと代入

要素へのアクセスや代入は、インデックスを使用して行います。

numbers[0] = 10;
numbers[1] = 20;
int result = numbers[0] + numbers[1];
System.out.println(result); // 出力: 30

配列の初期化と省略記法

配列の初期化と同時に要素を指定するときに省略記法を使用することができます。
下記は通常と省略記法の比較になります。

// 通常の記法
int[] numbers1 = new int[]{1, 2, 3, 4, 5};

// 省略記法
int[] numbers2 = {1, 2, 3, 4, 5};

上記のように中括弧 {} 内に要素を列挙することで、新しい配列を作成し初期化することができます。配列のサイズは、初期化の際に指定された要素の数によって自動的に決定されます。

配列のループ

for文と組み合わせることができます。

for (int i = 0; i < numbers.length; i++) {
    System.out.println(numbers[i]);
}

上記はJavaのfor文を使用して、配列numbersの各要素を順番に取り出してコンソールに出力するためのものです。
i < numbers.length;
lengthは、Javaの配列オブジェクトに組み込まれたプロパティであり、その配列の要素の数を取得するのに使います。

配列の要素数の取得
配列変数名.length

for文との書き方についてはまた別でまとめられればと思います。

参考

スッキリわかるJava入門第4版

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