【AWS】サブネットのIPv4 CIDRブロックの考え方
サブネットのCIDRについての理解がいまいちすぎたので初学者レベルの理解度ですが復習としてここに残します。
サブネットとは
サブネットとはAWSの仮想ネットワーク構成のVPCのIPアドレス範囲の中で、さらに小さな仮想ネットワークを作成するAWSのサービスです。
VPCとは
VPCは「Virtual Private Cloud」の略で、サーバーやサービスをAWSで使うために必要な仮想ネットワークを構築するサービスです。
イメージ的にはBootstrapのcontainerとcolのようにVPCという箱にサブネットという箱が入っているような感じです。(ざっくり)
サブネットはVPC内に作成されるため、VPCで定めたIPアドレスの範囲内でしか指定できません。
また、複数のサブネットを作成する場合は、IPアドレスの範囲を重複して作成できないことも注意が必要です。
前提条件
- VPCのCIDR:192.168.0.0/16
- 各サブネットのIPアドレス:251個
上記の条件のもと、IPv4 CIDRブロックにアドレスを作成するときの考え方をメモ程度に残していきます。
IPv4 CIDRブロック
サブネット作成時に下記の赤枠のところが今回の内容になります。
上記欄に下記のアドレスを入力
192.168.0.0/24
- ネットワークアドレス:
192.168.0.0
CIDRブロックの先頭のIPアドレスがネットワークアドレスです。このアドレスで、特定のネットワークを識別します。この場合、ネットワークアドレスは「192.168.0.0」です。 - プレフィックス長:
/24
プレフィックス長は、CIDRブロック内でネットワーク部として使用されるビットの数を示すものです。24ビットは、ネットワーク部に使用します。残りの8ビットがホスト部になります。
※ この/24の選定理由は、今回のサブネットのIPアドレスが251個という条件のため
IPアドレス範囲
IPアドレス範囲: 192.168.0.0 〜 192.168.0.255
プレフィックス長24のCIDRブロックでは、ホスト部の8ビットによって256個のホストアドレスが利用可能です。したがって、このCIDRブロック内のホストアドレス範囲は「192.168.0.0」から「192.168.0.255」までです。
サブネットのIPアドレスの決め方
上記のように3つ目の数字を0~255まで作成が可能という条件のもと、サブネット同士でアドレスが被らないように作成が必要になります。
ここで数字を決める際に意識することをメンターの方に相談したところ、後々サブネットを増やすことを考慮し、12・36間隔で作成することが現場では多いとのことでした。
感想
頭の固い自分には理解が追い付かず、うまくまとめられませんが、備忘録として気になった部分だけピックアップして残していこうと思います。今回はサブネット作成の際に「このIPアドレスはどうやって決めるんだろう?」という初歩的な思いから書かせていただきました。
おまけ
練習で作成したVPCを削除した際のエラーについて、経緯としては練習で一通り作成したVPCが不要とのことでVPCを削除した際に、関連したサブネットやルートテーブルが残ってしまい直接消そうとした際に下記のようなエラーが出ました。
これはいきなりVPCを削除したことで関連していたものの削除が裏でされているため、ここに表示のあるものはすでに削除扱いで消すことができないとのことでした。
時間が経てば裏の作業が終わり無事消えるとのこと…
本来の削除の手順は末端から関連付けを取り、一つ一つ消すのがセオリーのようなので次回からは気を付けたいと思いました。
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