Javaについて学ぶ-その1
はじめに
こんにちは。今回から、何回かに分けてJavaについて解説しならが皆さんと一緒に学んでいこうと思います。
そもそも、プログラミングを触ったことがないという方やArduinoなどの電子工作でしかプログラミングを触ったことのない方もわかるように解説していくので、一緒に頑張りましょう。
私は、このサイトで皆さんと一緒に日本のITを強くしていきたいと思っています。もし、共感していただける方はぜひ、バッジなどで応援していただけると助かります。
それでは始めていきましょう。
Javaとは
そもそも、Javaと聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
☕️のロゴを思い浮かべる方もいると思います。または、そもそもJavaって何と思う方もいると思います。わかりやすく解説していきます。
わかりやすく解説するために、今回は、OpenJDKなどについての解説は省略します。
Javaは、Oracle社が開発したプログラミング言語です。Javaは、C++やC#などの言語と同様に、オブジェクト指向プログラミング言語です。また、Javaは静的型付け言語です。
Javaは、Java Virtual Machine (JVM)という仮想マシン上で実行されます。JVMは、Javaプログラムをコンパイルして、プラットフォームに依存しないバイナリコードを生成します。Javaは、Webアプリケーションやモバイルアプリケーション、デスクトップアプリケーションなど、さまざまなアプリケーションで使用されています。
このようにして書くと、どうしても難しく感じてしまうと思います。
つまり、このように理解してもらえるといいと思います。
- JavaはOracleというアメリカの会社が開発したプログラミング言語である。
- Javaという言語はオブジェクト指向という考え方で作られた。言語である。
- JavaはJVMというものの上で動く。
- JVMの上で動いているためデバイスにJVMが入っていれば異なる環境でも動かすことができる。
- Javaは静的型付け言語である。
このような、感覚の理解をしてもらえるとありがたいです。
もう少し理解したい人へ(できるだけ読んでほしい)
もう少しだけ理解をするために、解説をします。
オブジェクト指向とは?
オブジェクト指向とは、プログラミング言語やソフトウェア開発の考え方の一つです。
オブジェクト指向では、プログラムを「オブジェクト」という概念を使って表現します。
オブジェクトは、データとそのデータを操作するメソッドの組み合わせです。
オブジェクト指向では、オブジェクトをクラスと呼ばれるテンプレートから生成します。クラスは、オブジェクトの属性やメソッドを定義します。
JVMとは?
Java Virtual Machine (JVM)とは、Javaプログラムを実行するための仮想マシンです。
JVMは、Javaプログラムをコンパイルして、プラットフォームに依存しないバイナリコードを生成します。
JVMは、Javaプログラムを実行するための環境を提供し、Javaプログラムを実行するためのインターフェースを提供します。
静的型付けとは?
静的型付けとは、プログラミング言語の特性の一つです。
静的型付けでは、プログラムの変数や引数の型がコンパイル時に決まります。
これにより、プログラムの実行時に型ミスマッチなどのエラーを防ぐことができます。
とても簡単に説明をすると、数と文字は明確な違いを持っています。それを最初から宣言させるということです。
そのため、後から見直したときに動的型付け言語と異なり形の勝手な変更を防ぐことができるためエラーになりにくくなったとしても初めの宣言部分を見れば解決しやすいという利点があります。
実際に使ってみよう
まず、始めてプログラミングを行うためには、それに適した道具をパソコンにインストールする必要があります。
Javaの開発環境をセットアップするには、以下の手順を実行します。
主に、Mac OS やLinuxでインストールする方法を紹介します。
- OracleのJavaダウンロードページにアクセスします。
- JDK (Java Development Kit) をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを実行してインストールします。
- インストールが完了したら、コマンドプロンプトまたはターミナルで
java -versionを実行して、インストールが成功したことを確認します。
これで、Java自体のインストールは完了しました。
では次に、エディタについて説明します。
エディタとは、メモを書くときの紙とペンだと思ってください。
今回は、Zed Editorをインストールしてみましょう。Zed Editorは、シンプルで使いやすいエディタです。インストール方法は以下の通りです。
- Zed Editorのダウンロードページにアクセスします。
- ダウンロードしたファイルを実行してインストールします。
- インストールが完了したら、Zed Editorを起動してみましょう。
最初の設定については気にせずに右上にあるプラスボタンをおしてOpen Fileをクリックします。
適当な場所にフォルダを作成し、そこを選択します。
次に、Zed EditorでJavaを使いやすくするために、右上のトグルユーザーメニューの中にあるExtensionsをクリックします。
すると、検索バーがあるのでそこに、Javaと入力して、出てきたJavaというものをインストールします。
インストールが完了したら、Zed Editorを再起動してください。
おわりに
今回は、Javaについての説明と、Javaで開発するための環境を整えるところまでを行いました。
次回からは、実際に、JavaとZed Editorを使ってプログラムを開発していきましょう。
今回も、みてくださりありがとうございました。また、次回もよろしくお願いします。
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