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ポート開放不要!Cloudflare Tunnel × Zero TrustでMacサーバを公開してみた

に公開

はじめに

「自宅で動かしているMacやLinuxサーバを、安全・簡単に外部公開したい…」
そんな時に最強の選択肢がCloudflare Tunnelです。

ポート開放や固定IP不要・無料で利用できる上、Zero Trustセキュリティも手軽に導入できます。
本記事では、学生エンジニアの視点からCloudflare Tunnelを選んだ理由・設定手順・運用Tipsまで、実体験をもとに解説します。

なぜCloudflare Tunnelを導入したか(課題・目的)

  • ポート開放やグローバルIPが面倒/セキュリティ面が不安
    そもそも、私の家の環境上IP固定がうまくできない環境であったため導入しました。
  • Mac Studioで自作APIやWebサービスを公開したい
    サーバー契約をすることも考えたのですが月額がかかるということと、自分用のデスクトップがこの機会に欲しかったというのでMacStudioを買いました。
    現在は、Web Appの開発で活躍しています。

使ってみて良かった点・苦労した点

良かった点

  • ポート開放不要で外部公開が超簡単
  • 無料枠が充実&個人用途なら十分
  • ドメインをcloudflareからかうと千円くらいしか維持費がかからない
  • 外部からダッシュボードによる一括管理が可能

苦労した点

  • 設定が多く、初回はやや複雑
    正直最初は地獄でした。cloudflare tunnelではトンネルの概念がなんとなく頭に入っていないとエラー地獄になります。
    1. ローカルで設定ファイルを管理する方法とダッシュボードで管理する方法がある。
      個人的には、1台のパソコンで使用する場合で頻繁な操作をしない場合はローカルで設定できるようにしておくことをお勧めします。
      2台以上のパソコンでサーバー用途として使う場合や外出先からダッシュボードで管理をしたい場合のみダッシュボードからの管理で設定することをお勧めします。
    2. 訳がわからなく2本以上のトンネルを別で接続すると再起動時などにエラーが起きる。
      最初に思いっきりミスをしました。再起動の後に、どのトンネルをcloudflaredが起動するべきなのかわからなくなるというミスです。
    3. 稀にdnsの削除を忘れてエラーが頻発する。

自分の場合は、このようなデメリットはありましたが、webを見ていると意外に、設定方法を日本語で解説している方がいたため、「長期運用・セキュリティ重視」でCloudflare Tunnelがベストでした。

学生・個人ユーザーならではのTips

  • 無料枠で十分運用可能
  • トラブル時はcloudflaredのログを必ず確認

まとめ

Cloudflare Tunnelは、ポート開放不要&ゼロトラストセキュリティで、学生や個人開発者にも最適なサーバ公開ソリューションです。
MacやLinuxで気軽にAPIやWebサービスを外に出したい方はぜひ一度使ってみてください!

おまけ

作者はこんな感じのプログラミングを始めるための勉強になることや自分のプロジェクトについての進捗状況を紹介していきます。どうかバッジや本などの購入でご支援よろしくお願いします。
また、最近は3D Printerでコースターを作るということも始めました。1枚300円から作りますので興味があればInstagramにDMください。

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