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AIプログラミングの実装力の方程式 ~人間よ、成長せよ~
Claude Code等のAIエージェントを使い倒して思った個人的ポエムです
AIプログラミングの実装力の方程式
AIプログラミングの実装力は、次の掛け算で決まる。
実装力 = LLMエージェントのパワー × 開発環境パワー × 人間のプログラミングスキル
一見シンプルだが、この式が示すのは「人間が育てば、AIはさらに強くなる」という冷徹な事実だ。
それぞれの変数を大きくする方法
- LLMエージェントのパワー: ツールを切り替える、エージェントを賢く構成する。最新の武器を持たせるほどに強くなる。
- 開発環境パワー: Terminalにコマンドを仕込む。MCPを導入する。あるいはMakeで小さな便利コマンドを自作する。それが積み重なって開発環境は筋肉質になる。
- 人間のプログラミングスキル: これだけは逃げられない。勉強しなければ上がらないが、勉強をAIに助けてもらえば、その成長は加速度的になる。そして一度身についたスキルは、自分の血肉として残る。
結論として――最も重要なのは、人間がスキルを磨くこと。AIはその伴走者であり、触媒である。
人間のプログラミングスキルの中身
- インフラアーキテクチャ設計(AWSなど): 難解で、AIもよく嘘をつく。腰を据えて学ぶ領域。
- ソフトウェアアーキテクチャ設計: Clean Architectureなど。LLMは初期状態では頼りないが、人間が設計力を持てば、AIもその指示に応じて優れた設計を返す。
- コーディング能力: LLMのほうが強い。だから人間は「程々」にでいい。
- 他人への指示能力: ペアプロやリーダー経験を通して磨ける。AIを相棒とするなら、このスキルは不可欠。
まとめ
AIは人間の代わりにはならない。むしろ人間のスキルを問う存在として立ちはだかる。だから、我々が歩むべき道は明確だ。
AIに破壊力を持たせたいなら、自分自身を鍛えろ。
AIは剣であり、環境は鞘であり、人間のスキルこそがその剣を振るう筋肉なのだ。
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