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【初心者でもできる!】自分に合った投資戦略の組み立て方:株式投資

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はじめに

こんにちは、アラサー個人投資家 兼 SE出身のデータサイエンティストの「マチ」です。ゆるく経済的に豊かになりたいと思い、社会人になったタイミングで投資の勉強を始めました。2025年現在、私は以下に投資しています。

  • 国内個別株(主にデイトレード・スイングトレード)
  • 米国個別株(長期トレードのみ)
  • NISAや確定拠出年金などの投資信託

今回は、これらの投資対象に至った経緯と、そこから派生してこのアカウントで「情報収集を効率的に行う方法の模索」を扱おうと思った経緯を、投資戦略の組み立て方を交えてお話しします。

投資戦略の全体像

投資戦略は、ざっくり以下のステップで組み立てていきます。

  1. 投資対象を選定する
  2. 投資手法を確立する

1.投資対象を選定する

各種のメリット・デメリット

A.

  • メリット:
    • 企業の成長による高いリターンが期待できる。
    • 配当金が得られる場合がある。
    • 流動性が高く、株式市場でいつでも売買できる。
  • デメリット:
    • 市場や企業業績の影響で価格が上下しやすい。



B. 債券

  • メリット:
    • 安定した利息収入がある。
    • 株より価格変動が小さく、比較的リスクが低い。
  • デメリット:
    • 高いリターンは期待できない。
    • 市場金利が上がると既存の債券の価値が下がる。



C. 為替

  • メリット:
    • 24時間取引が可能。
  • デメリット:
    • 政治・経済・金利など様々な要因で動くので、値動きが予測しにくい。



D. 仮想通貨

  • メリット:
    • 短期間で大きく値上がりすることがある。
    • 株式や債券と異なる値動きをすることがあり、分散投資の選択肢となる。
  • デメリット:
    • 価格変動が非常に激しい。
    • 現物資産に基づかないため、価値の裏付けが弱い。



E. 不動産

  • メリット:
    • 安定した家賃収入が期待できる。
    • インフレに強い。
  • デメリット:
    • 初期投資額が大きい。
    • 流動性が低い。
    • 維持・管理コストがかかる。
    • 空室リスクがある。

私が最初に考えたのは「何に投資するか?」でした。株式投資は、少額から始められ、初心者向けの情報も豊富にあります。株式投資を始めるにあたっては、以下の「地域別」「商品形態」「市場規模」の観点で対象を分類・検討しました。

各種のメリット・デメリット

A. 地域別

国内株

  • メリット:
    • 経済の動向や企業の情報が身近に簡単に把握しやすく、投資リスクの予測が立てやすい。
  • デメリット:
    • 国内市場の成長性が限られている場合、リターンも制限される可能性がある。
    • 海外の成長機会の恩恵を受けられない可能性がある。

海外株

  • メリット:
    • 米国など高成長が期待される市場へアクセスできる。
    • 異なる経済圏への投資で、リスク分散が可能。
  • デメリット:
    • 言語や文化が日本とは違い、現地のの状況を把握しづらい。



B. 商品形態別

個別株

  • メリット:
    • 企業の成長や業績向上をダイレクトに享受できる。
    • 自らの分析に基づいた投資が可能で、投資判断の自由度が高い
  • デメリット:
    • 1つの企業のみへの投資はリスクが高い(分散投資すべき)。
    • 企業調査や業績分析など、情報収集に手間がかかる

投資信託

  • メリット:
    • 1つの銘柄だけで分散投資(リスクの低減)を実現できる。
    • 専門家により運用され、手間がかからない。
  • デメリット:
    • 手数料(信託報酬など)がかかる。
    • 運用成績は市場平均に連動しがちで、大きなリターンを狙いにくい。
    • 投資判断を運用者に委ねるため、自分の意図とずれる可能性がある。

ETF(上場投資信託)

  • メリット:
    • 1つの銘柄だけで分散投資(リスクの低減)を実現できる。
    • 株式のようにリアルタイムで売買でき、流動性が高い。
    • 手数料が比較的安い
  • デメリット:
    • 市場全体の成長に依存しているため、短期的な価格変動に左右されることがある。
    • 投資対象が広いため、個別株に比べて大きなリターンを狙いにくいことがある。

REIT(不動産投資信託)

  • メリット:
    • 少額で不動産投資ができる。
    • 安定して高い配当金を得られることが多い。
  • デメリット:
    • 不動産市場の景気や金利の変動に影響を受けやすい。



C. 市場規模別

大型株

  • メリット:
    • 安定性が高く、企業の財務基盤が強いため、低リスク。
    • 配当金が安定しており、長期的な成長が期待できる。
  • デメリット:
    • 成長余地が少ないことがあり、リターンが小さい場合がある。
    • 業界構造の変化などにより競争力が落ちると、大きな影響を受けやすい。

中型株

  • メリット:
    • 大型株に比べて成長余地が大きいため、リターンが大きくなる可能性がある。
  • デメリット:
    • 成長過程にあるため、リスクが高くなる場合が多い。
    • 大型株に比べて流動性が低いため、売買が難しいことがある。

小型株

  • メリット:
    • 高い成長性を持つ企業が多く、大きなリターンが期待できる。
  • デメリット:
    • 倒産や業績不振のリスクが高い。
    • 流動性が低いため、取引が難しいことがある。

その上で、私にとって最も相性が良かったのが「国内個別株」でした。リスク分散のためにETFやREITなども試した時期はありますが、投資スタイルとして楽しめたのはやはり“個別株”でした。

2.投資手法を確立する

対象が決まったら、次は以下のような流れで「どう投資するか?」を考えます。

A. 勉強する・情報収集する
B. 実践練習する
C. 自分に合った投資手法を確立する。

A.勉強する・情報収集する

少しでも気になった本や記事・YouTubeなどは一通り目を通します。
加えて、モーニングサテライトなどのニュース番組で、経済・企業動向を追います。

B.実践練習する

最初はアプリで模擬トレードを行い、感覚をつかみます。
その後、証券口座を開設し、少額で実際にトレードを開始します。

C.自分に合った投資手法を確立する

投資の目的を設定した上で、上図の通り、「投資期間」「分析手法」「収益」の観点で色々な投資手法を試して、自分に合う投資手法を見極めていくのがおすすめです。
私には特に赤枠の手法が合っているように感じました。なお、両方の分析手法を赤枠にしているのは、テクニカル分析をメインとしつつ、ファンダメンタル分析で「どれくらい勝率がありそうか」や「おおまかな全体的な方向感」を確認の上、投資判断をするからです。

投資の裏側に潜む、“情報収集”という重労働

株式投資をしていて思ったことは、
情報収集に時間がかかる...
ということです。同じことを思った方は多いのではないでしょうか。
情報があふれ返り、常にアップデートされ続けている現代では、本当に価値ある情報をリアルタイムで見極め、活用するのは簡単ではありません。 「株式投資のための情報収集に時間をかけない方法」を模索したい、同じことで悩んでいる人もいるはず!そんな思いでアカウントを作成しました。

さいごに

情報収集の効率化は、投資のパフォーマンスにも、人生の時間にも直結する大切なテーマです。Pythonなどのツールも活用しながら、「投資情報をどう自動化・効率化していくか?」について、試行錯誤の過程を共有していく予定です。

同じように「もっとスマートに投資したい」と思っている方のヒントになれば幸いです。
ゆるく更新していきますので、よろしくお願いします!

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