Workspace ONE UEM コンソール初期設定+α
はじめに
この記事では Workspace ONE UEM コンソールで最初にやっておきたい設定についてまとめています。
セキュリティ PIN
まず Workspace ONE UEM コンソールにログインをするとこのような表示になるはずです。
これは、数字4桁のPINの入力です。UEM コンソール上で、セキュリティレベルが高い操作を行う場合、この PIN 番号が必要になります。忘れないようにしてください。(あとで変更することも可能です)
入力したら、右下の "SAVE" をクリックして完了です。
Welcome Screen
次にこちらのような表示になると思います。
色々と紹介をしてくれますが、一旦、右上の × で閉じるか、左下の "Don't show this message on login" を選択してください。
言語
やっと UEM コンソールが見えたと思います。しかし、英語ですね。もちろん日本語に変更できます。
まず、日本語表示の有効化が必要です。
画面左下の "GROUPS & SETTINGS" を開き、 "All Settings" を選択します。
左側から "System" - "Localization" - "Language Activation" を選択します。
次に、右側の "Current Setting" を "Override" に変更した後、"Inactive Locales" をスクロールダウンして、"Japanese" を選び、">>" を選択します。 (↓のスクリーンショットは ">>" を押す前です)
"Active Locales" に Japanese が追加されますので、"SAVE" を選択します。
右上の "×" でこの画面を閉じて前の画面に戻ります。
SAVE後
コンソール右上にある管理者名あたりをクリックすると、さらに吹き出しが出てきますので、"Manage Account Settings" を選択します。
"Time Zone" を "(GMT+09:00) Osaka, Sapporo, Tokyo" に変更、 "Locale" を "Japanese (Japan) [日本語 (日本)]" に変更して、 "SAVE" を選択します。
すると、どうでしょう…日本語になりました。よかった。
組織グループの設定変更
組織グループとは、Workspace ONE UEM の論理的なグループです。好きな名前を設定できます。また、MDM 加入時にも利用するので、わかりやすい名前に変更しておきます。
"グループと設定" - "グループ" - "組織グループ" - "詳細" を選択します。
組織グループの詳細が表示されるため、変更して、画面下の "保存" を選択して完了です。
- 名前 : 組織グループの名前 (日本語も入力可能)
- グループ ID : MDM 加入などに使う英数字で同じ UEM SaaS インスタンスでユニークな値である必要があります
- 国 : "日本" に設定します
- ロケール : Japanese にしておきます
- タイムゾーン : GMT+09:00 にしておきます
加入時に使うサーバ名
Workspace ONE Intelligent Hub を使って MDM 加入をする際に、サーバ名を入力する必要があります。これは、コンソールで確認することができます。
"設定" を選択します。
"高度な設定" - "サイト URL" を選択して表示される、"デバイス サービス URL" が加入時に使うサーバ名になります。この場合、ds2103.awmdm.com
です。
ただ、おおよそ慣習として、コンソールのサーバ名が分かれば、デバイスのサーバ名も分かります。この場合、コンソールが cn2103.awmdm.com
になっていますので、cn
を ds
に置き換えたものになります。
まとめ
日本語にする方法は特に特殊で、ブラウザの言語に左右されない形になっているので覚えておくと吉です。組織グループも初期値では使いづらいので変更しておいた方が良いです。
Workspace ONE を試すための道のり
こちらのスクラップで紹介していますので、見ていただけると嬉しいです
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