有名な海外個人開発者まとめ!年5億以上稼ぐ人も!
こんにちは、ネットではウマたんというハンドルネームで活動していて普段はスタビジというメディアやスタアカという教育サービスを運営しています。
普段は主にAIデータサイエンスまわりの発信活動や事業を展開しているのですが、2024年から海外に移住し海外向けのサービスを作っています。2024年はとりあえず12ヶ月で12個のサービスを作る挑戦をしています。
その挑戦に関しては以下の記事に書いてますので興味のある方は見てみてください。
ただ、とりあえず海外でサービスを作ってもなかなか上手くいくわけがない。
そこで先人たちの知恵を借りるために、海外の成功してる個人開発者をリサーチしてニュースレターで配信してます。
ということでこの記事では、今までリサーチしてきたすっごい海外個人開発者たちの情報をまとめていきたいと思います(※随時更新予定)。
Pieter Levels(ピーター・レベルズ)氏
(出典:https://twitter.com/levelsio )
NomadListというサービスを作ったことで有名な個人開発者。彼に憧れて個人開発者になった人も多く、個人開発者と言えば一番最初に名前の挙がる人物。12ヶ月で12個のサービスを立ち上げた挑戦が有名。
サービスと収益一覧
- 📸 http://PhotoAI.com $65K/Month
- 🖼 http://InteriorAI.com $38K/Month
- 🌍 http://NomadList.com $38K/Month
- 🛰 http://RemoteOK.com $35K/Month
合計176k $ /monthなので、個人開発サービスで月2500万円くらい稼いでいる計算
詳細はこちら!
Danny Postma(ダニー・ポズマ)氏
(出典:https://twitter.com/dannypostmaa )
数々のAIサービスを個人で開発し売却も経験し、AI個人開発者としては必ず名前の上がるのがこのDanny Postma氏。
代表的なプロダクトは、人の顔写真をベースに特定のシーンで特定の服を来た画像を出力できる「http://HeadshotPro.com」だが、それ以外にも多くのプロダクトを手掛けてきた。
サービスと収益一覧
- Headshotpro $300k MRR
- Headlime $20k MRR のちに$1Mで売却
Headlimeを$20k(約300万円)/月まで成長させて$1M(約1.5億円)で売却。そして現在は$300k(4500万円)/月ものサービスHeadshotproを運営する。
かなりの金額を稼いでいるトップ個人開発者。
詳細はこちら!
Marc Lou(マーク・ルー)氏
(出典:https://twitter.com/marc_louvion )
ここ数年で1人起業家としての頭角を現し数々のサービスをリリースして現在は月に約&49k(約750万円)ほど稼ぐ男。彼はものすごい勢いで20個以上のサービスをリリースしてきた。
サービスと収益一覧
- ⚡️ http://ShipFa.st $42K/m
- 💩 http://PoopUp.co $2K/m
- 🚀 http://LaunchVir.al $2K/m
- 🪷 http://ZenVoice.io $2K/m
- 🍜 http://IndiePa.ge $1K/m
1個1個のサービスの収益は前述の開発者に比べて少ないがそれでも&49k(約750万円)ほども毎月稼いでいる。自分の原体験をもとに開発者にとって欲しいサービスを作りまくってるのが特徴。
あと、ドメイン名からも伝わると思うがとにかくセンスがいい。
詳細はこちら!
Tony Dinh(トニー・ディン)氏
(出典:https://news.tonydinh.com/p/my-solopreneur-story-zero-to-45kmo )
会社を辞めて2年でいくつかのサービスを開発し、合計$38.5k(約600万円)/月の収益に達している天才開発者。ベトナム出身の30歳。めちゃくちゃな低給から出世して転職して独立して這い上がってる苦労を知る天才。
サービスと収益一覧
- TypingMindApp $33k/m
- DevUtils $5.5k/m
AI系のツールと開発者向けのツールを開発している。合計で$38.5kなので約600万円ほど毎月稼いでいる計算。過去に2つのサービスを売却した経験もある。とにかくマーケティングに力を入れないと!ということで過去にTwitterを1日4時間やっていたらしい努力家。
詳細はこちら!
Alex West(アレックス・ウェスト)氏
(出典:https://twitter.com/alexwestco )
彼は2015年〜2017年の間、次のFacebookになるサービスを作るために開発に力を注ぐが失敗。
その後4年間かけて計19個のサービスを作ったものの最終的に月200ドル(約3万円)/月ほどの収益にしかならなかったそう。そして満を持して作った次のサービスが大ヒットした努力家。
サービスと収益一覧
-
CyberLeads $50k/m
特定の業務を外注したいスタートアップ企業の情報がまとめられているデータベースでスタートアップと求職者をつなぐプラットフォーム。50kなので750万円ほどの収益を毎月あげている計算になる。
詳細はこちら!
Bhanu Teja氏
(出典:https://twitter.com/pbteja1998 )
インド出身で現在24歳ながら、なんと2024年2月に100kドル(1500万円)の収益を達成した最強の個人開発者。インド工科大学(IIT)の出身で生粋のソフトウェアエンジニア。様々なスタートアップを経験したのち独立している。
サービスと収益一覧
FeatherはNotionをブログ化できるツールで、SiteGPTはGPTモデルを使って誰でも専用のチャットボットを作れるサービス。なんと合計で$102.6なので1500万円ほど毎月稼いでいることになる。インド生の天才エンジニアだ。
詳細はこちら!
Arvid Kahl(アービット・カール)氏
(出典:https://gravatar.com/arvid53d1a2b65a?utm_source=hovercard)
ドイツ出身のソフトウェアエンジニアでSaaSプロダクトを作って2年で売却。そんでもって、今は起業家(特にVCから資金調達せず自己資金でプロダクト作って稼ぐ人)向けのコミュニティを運営する。
サービスと収益一覧
- FeedbackPanda $55k/mに達して売却
彼女の悩みを解決するサービスをリリースして1年で$55k(約800万円)/月に達した優しき凄腕プログラマー。1年で売却してまとまったお金を手に入れた。
詳細はこちら!
Thibault Louis-Lucas(ティボ・ルイ・ルカ)氏
(出典:https://twitter.com/tibo_maker )
フランス生まれの開発者で根っからのエンジニア。桁外れの収益を出すサービスをわずか数年で開発し、それをまた桁外れの金額で売却している。
サービスと収益一覧
- Tweet Hunter $1.4M/y
- taplio ??
詳細な金額は分からないが、Tweet Hunterは最終的にリリースから1年8ヶ月で1.4Mドル(約2億円)/年を達成。その段階でTweet HunterとTaplioをあわせて売却している。売却金額はいますぐに払われるキャッシュとその後のEarn out(その後にサービスが特定の収益まで達した場合に払われる金額)をあわせて10Mドル(15億円)以上だったという。
詳細はこちら!
Jon Yongfook(ジョン・ヨンフック)氏
(出典:https://twitter.com/yongfook )
これまで紹介してきた開発者とは違い、エリートコースを歩み会社員としても出世して大きな企業の重役などの経験もしてるすごい経歴の持ち主。現在は可愛いクマさんのWebサービスを開発してかなりの金額を稼いでいる。
サービスと収益一覧
それぞれのサービスの収益はわからないが、あわせて毎月$51k(750万円)もの収益を生み出すサービスになっているよう。Bannerbearはバナー自動生成ツールで、Blowserbearは自動化ツール(RPA)。機能もさることながらどちらもめちゃくちゃデザインのセンスがいい。
詳細はこちら!
Andrey Azimov(アンドレー・アジモヴ)氏
(出典:https://twitter.com/AndreyAzimov )
ウクライナ出身で早い段階で10kドル(150万円)/月を達成し、今でも様々なプロダクトを作りまくっている個人開発者。前述のピーターレベルズなど先人たちに感化されバリで一緒にプロダクト開発に励み今でも仲良し。
サービスと収益一覧
現在の具体的な収益は非公開
詳細はこちら!
Rox(ロックス)氏
(出典:https://twitter.com/RoxCodes )
世界一のYoutuberとして名高い「MrBeast」と一緒に仕事をしたことがある開発者でYoutubeサムネのABテストツールを開発して月300万円ほどの収益まで成長させ、最終的に売却した実績の持ち主。
サービスと収益一覧
- thumbnailtest $20k/mまで到達して$240kで売却
最終的に20kドル(300万円)/月ほどまで成長した状態で 約240kドル(約3600万円)ほどでの売却が決まる。
リリースから20ヶ月が経っていた。ただ、SaaSビジネスでMRR(月間収益)×12ヶ月分での売却はかなり過小評価された売却。実際に彼の知り合いで5kドル/月のサービスを同じくらいの金額で売却したケースもあったそうだ。
しかし、Youtubeが独自にABテストツールを作ろうとしている噂もあり、売るという決断をした。
詳細はこちら!
Sebastian(セバスチャン)氏
(出典:https://www.linkedin.com/in/sebastian-röhl-86525b169/ )
ドイツ生まれの30歳。最近頭角を現してきている開発者。会社員を辞めて挑戦、1年間という期限は定めたものの、いくら稼ぐかみたいな目標は設定しなかった。
彼の目的は、自分自身が使いたいものを作り創造自体を楽しむこと、だったのだ。
彼のこの純粋な好奇心が最終的に大きな収益を生むサービスにつながっていく。
サービスと収益一覧
2023年5月にHabitKitがApple Storeの習慣カテゴリの10位以内に入ったことをきっかけに大ヒット。ここからHabitKitの収益はどんどん伸びていき他のアプリも合わせて合計で2023年12月には12kドル(180万円)を超え、2024年1月には33kドル(500万円)を超えることになる。
詳細はこちら!
Ping(ピン)氏
(出典:https://www.indiehackers.com/ping )
アメリカの大学を卒業後、シリコンバレーや中国の半導体メーカー・ソフトウェア開発会社を渡り歩きながら合計12年近く会社員をした後、そろそろ自分で何か作りたいと思い、サイドプロジェクトを立ち上げる。そして現在4つのサービスを運営するまでになり、今では月に25.5万ドル(3800万円)も稼いでいる中国人開発者。
サービスと収益一覧
- 48hourslogo $100k/m
- LogoAI $150k/m
- uBrand $5k/m
- Linktopia
Ping氏は一見色んなサービスを立ち上げてきているように思えるが、実は一貫して"あること"を守った上で次のサービスを立ち上げているように見える。
それは、"顧客の既にいるところにサービスを投下している"こと。負けない戦略でSEOもしっかり設計しながら10年以上サービス開発しながらここまでの収益に達している。
詳細はこちら!
Rahul Pandey(ラフル・パンディ)氏
(出典:https://www.linkedin.com/in/rpandey1234/)
PinterestやMetaという人気IT企業のソフトウェアエンジニアとして活躍し最終的にはMetaのテックリードまで登り詰めたところで辞めて自分のサービスを立ち上げた天才エンジニア。
サービスと収益一覧
- Taro.com $50k/m
Taro.comはソフトウェアエンジニアがキャリアアップをするために必要なことが学べるサービスで、
・豊富なレッスン動画
・様々なセミナーやキャリアップ動画視聴
・キャリアに関する質問掲示板
・ソフトウェアエンジニア同士のネットワーキング
などが機能として備わっている。
ただ単なるEラーニングサービスではなくて、様々な企業のソフトウェアエンジニアに対する具体的な質問にも答えてくれるようなコミュニティが出来上がっている。
詳細はこちら!
Nicolai Klemke(ニコライ・クレムケ)氏
(出典:https://twitter.com/nicolaiklemke)
物理学のPhD(博士課程)を取得した後に研究の道ではなくてAIサービス開発の道に進んだ男。
そして見事サービスを2023年10月時点で$17k(約270万円)/月もの収益をあげるプロダクトに成長させた。現在はもっと収益をあげているはず。
サービスと収益一覧
- Neural frames $17k/m
Neural framesはテキストから動画を生成するWebサービス。
テキストプロンプトと元の画像をStable Diffusionに入れる処理をループするというテクニックで構築されている。
詳細はこちら!
Ajay Patel(アジャイ・パテル)氏
(出典:https://twitter.com/ajaypatel_aj)
インド生まれの開発者で、ソフトウェアエンジニアとして働いていた際に感じた課題からプロダクトを作って現在は約$45k(700万円)/月ほども稼ぎ出しているというから驚きだ。
サービスと収益一覧
- ThemeSelection $25-$30k/m
- 外部プラットフォームでの販売 $15-$20k/m
ThemeSelectionは、開発者向けに様々なテンプレートを販売するマーケットプレイス。
詳細はこちら!
Maciej Cupial(マチェイ・クピアル)氏
(引用:https://x.com/maciejcupial)
現在月に26k(400万円)ほどの収益を稼ぐCalendeskというサービスを展開している起業家である。
開発者でありながら色んな事業に手を出してきた起業家気質な男。
そんな彼は4500万円ものお金を事業に突っ込んでみるみる間に溶かししまった経験を持つ。
しかしそんな絶望から這い上がってきた。
サービスと収益一覧
- Calendesk $26k/m
CalendeskはB2B向けの予約管理サービス。
Calendeskを使うことで顧客の予約管理が必要なサービスが簡単に作れて独自ドメインにも対応している。
例えばオンラインコンサルのサービスを提供するとなった時にCalendeskを使えば、顧客がカレンダーを確認し予約を入れることが出来て決済も出来るサービスサイトが簡単につくれる。
そしてCalendeskから予約のリマインドを顧客に送ることもできる。
Googleカレンダーなどの各種サービスとも連携しているので自分の予定と同期することも可能。
さらに顧客向けのNative Appも作って提供できるらしい。
詳細はこちら!
David Bressler(デイビッド・ブレスラー)氏
(出典:https://x.com/bresslertweets)
彼自身は元々データアナリストであり、ソフトウェア開発の出自ではない。
しかしなんとノーコードでExcelやスプレッドシートにOpenAIのAPIを投入したプロダクトを開発して2024年2月時点で月$220k(3300万円)もの収益に達したというから驚きだ。
サービスと収益一覧
- Formula bot $220k/m
機能としては、大きく分けて3つ
- Data Analyzer:データをインポートしてチャットをしながら分析を進める機能
- Generators:テキストを入れるとそれに合わせて適切な関数などを生成してくれる機能
- AI in Spreedsheets:Formula botをアドオン機能としてExcelやスプレッドシートに入れて分析に使える機能。関数生成以外にも感情分析やテキスト分類などができる
実質的に3つ目の「AI in Spreedsheets」が最も利用されていることだろう。Data AnalyzerとGeneratorsの機能はChatGPTや他の生成系AIで十分代替できてしまう気がする。
詳細はこちら!
Dawson Botsford(ドーソン・ボッツフォード)氏
元々Uberのソフトウェアエンジニアで、そこから数々のスタートアップにエンジニアとして参画し最終的にEarnifiというWeb3のプロダクトをたった1日でローンチし年100万ドル(1億5000万円)もの収益を叩き出すまでに成長させた男。
サービスと収益一覧
- Earnifi $1M/y
なんとこのプロダクト、ハッカソンに参加して5時間ほどで開発したというのだ。
さて、Earnifiとはどんなプロダクトなのだろう?
仮想通貨の世界ではエアドロップを求めて様々なアクションをする人が多い。
エアドロップとは、特定のアクションをした人に対してプロジェクト側がトークンを無料で配布する行為を指す。
認知度の低い新しいプロジェクトは多くのユーザーを巻き込むために魅力的なエアドロップ施策を行いユーザーを獲得するのだ。
例えば、
- 一定量のトークンを一定期間保有する
- Twitterでプロジェクトを拡散する
などなど。
気軽に参加できるエアドロップも多くあり、ユーザーは無料でお金を稼ぐことができる。
無料で得たトークンが大きく値上がりすれば売却益がたんまり入るというわけだ。
ただエアドロップのプロジェクトは大量に存在し、日々新しいプロジェクトが登場する。
そんなエアドロップの取りこぼしがないように検索&通知してくれるのが、このEarnifiなのだ。
このEarnifiをローンチしてTwitterに投稿したところバイラルを生み48時間以内になんと1万人ものユーザーが登録したという。
詳細はこちら!
Jim Raptis(ジム・ラプティス)氏
ギリシャ生まれの開発者で、スタートアップの世界から転じて自己資金で開発して収益化を目指すインディーハッキングと呼ばれる世界で今着々と収益を上げている男。
最近になって$6.5k(100万円)/月の収益に達したそう。
彼の特徴は1つのプロダクトにフォーカスするのではなく3つのプロダクトを展開しそれぞれをしっかり収益化させようとしているところ。
サービスと収益一覧
- MagicPattern
- BrandBird
-
Supermotion
合計で$6.5k(100万円)/月
彼は、これら3つのプロダクトを並行して日々改善しながら保守・運営している。
通常ビジネスをスケールさせることを目指すなら1つのプロダクトに絞った方がよい。
しかし彼の場合は1つのプロダクトに絞ると急激に興味を失ってしまうと言う。複数のプロダクトを開発することで興味を持続させ燃え尽きを避けることができるのだ。
詳細はこちら!
ここまで紹介してきた人たちは輝かしい成功を手にしているように見えますが、全員考えられないほどの失敗と努力をしているんです。ぜひ参考にしてみてください!
毎週1人個人開発者を取り上げて成功の秘訣などを深堀りするニュースレターを配信しています。
興味のある方は以下から購読してみてください。
Discussion