転職する上で重要視すること
20歳の頃からこの業界で働き、もうすぐ15年が経ちました。
この15年間で5回の転職を経験しました。
その際に重要視したことをまとめておこうかと思います。
結論から言うと、以下の3つの要素のうち、ふたつが欠けると転職を考えます。
- 環境
- お金
- 人
今回はこの3つの要素についてそれぞれ説明しようと思います。
環境
環境と一口に言っても、色々な要素を考えられます。
- オフィス環境
- 仕事内容
- 勤務時間
- 残業時間
- フレックス制度
- リモート勤務
- 成長できる環境
- etc
これらは会社が社員に提供するもので、これを個人で解決しようとすると、職務規定から変える必要があります。
それを変える労力より、職場を変える方が遥かに楽なので、これが欠けた時に転職を考えます。
お金
これはシンプルに給与ですね。
これも会社が社員に提供するもので、一旦入社したら上げ幅があんまりないのが実情です。
希望する年収に届くまで数年かかるなら、転職した方が年収を上げるのが楽なので、これが欠けた時に転職を考えます。
特にエンジニアという職業はお金に敏感で、他社の方が貰えると分かれば比較的フランクに転職する傾向にあると思います。
人
「同僚に嫌な奴がいる」という理由での転職は、あまりオススメしません。
なぜならば、どんな職場になっても嫌な人というのは必ず出てくるものだからです。
そういったときはスルーできるスキルを身に付けることも大事です。
会社/チームの方針が合わない、上長の考えが合わない、などといった考え方のミスマッチが起きたときに転職を考えます。
考え方は人それぞれであり、何が正しくて何が間違っているかは、考え方や、時代背景、タイミングによって大きく変わるものです。
自分の考えを押し付けるより、自分に合った環境、考え方を探した方が建設的だと思います。
まとめ
3つの要素のなかで、何を重要視するかは人によって違いますし、その時々でも変わってきます。
この中で2つを選ぶなら、僕は間違いなく環境とお金を選択し、人は諦めます。
何故ならば他人は変えられないですし、嫌な奴はどこに行っても必ずいるものだからです。
なので自分自身は、環境とお金を求めて転職をしたつもりですし、これからもそのつもりです。
企業側が注意すべき点は、環境だけよくても、給与だけよくても人は離れていくという点です。
個人は企業に依存せず、どこに行っても通用する腕を磨き続け、企業はその人たちがウチの会社に居続けたいと思わせる。
そんな関係性がお互いにとってフェアだと思います。
今の職場に満足している人も、「常に転職活動をすることができる準備」だけは進めておいた方がいいと思います。
なぜならば、いざ転職したい!となった際に何も準備をしていなかった場合、その時点からのスタートになり、結果的に次のステージへ進むスピードが遅くなるからです。
環境やお金、人は常に変わっていくものです。
常日頃からの準備を怠らず、様々な変化に対応できるようにすることが重要かと思います。
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