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[ネットワーク豆知識備忘録 CCNA編:]サブネット計算の実践(VLSM含む)
1. サブネット分割とは
大きなネットワークを複数の小さなネットワークに分けること。
目的:
- IPアドレスの効率利用
- ネットワーク負荷の軽減
- セキュリティ向上
2. サブネット計算の基本手順
- 必要なホスト数を確認
- 必要なホスト部ビット数を計算
- サブネットマスクとCIDRを決定
- ネットワークアドレス・ブロードキャストアドレス・利用可能IPを求める
3. 例:200台のホストが必要な場合
計算式:
2^n - 2 >= 200 → n = 8
(ホスト部8ビット)
- ホスト部:8ビット
- サブネットマスク:
/24
- 10進表記:
255.255.255.0
4. VLSM(可変長サブネットマスク)
サブネットごとに異なるサイズのマスクを使用する方法。
利点: 必要なホスト数に合わせて無駄なくアドレスを割り当てられる。
192.168.1.0/24
を分割
例)- サブネットA:100台
- サブネットB:50台
- サブネットC:25台
手順(大きい順に割り当て):
- 100台 →
/25
(126台) →192.168.1.0/25
- 50台 →
/26
(62台) →192.168.1.128/26
- 25台 →
/27
(30台) →192.168.1.192/27
5. サブネット境界の確認
境界(ブロックサイズ)の計算式:
例)
-
/26
→255.255.255.192
-
256 - 192 = 64
刻み
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