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Azure VM初心者のアウトプット その2
Azure VMにアタッチするディスクについて
ディスクの種類
OSディスク、一時ディスク、データディスクの違いについて
- OSディスク:Cドライブの扱い(ソフトウェアの保存領域)
- 一時ディスク:Dドライブの扱い(一時的なファイル保存領域、メンテナンスイベントや再デプロイなどでデータが失われる可能性があるため保存には注意が必要)
- データディスク:その他ドライブの扱い(VMの再起動後でもデータが保存される為に使用するドライブ)
ディスクのパフォーマンスレベルについて
Ultraディスク
- データディスクのみサポートされている。
- OSディスクにはPremium SSDを使用することが推奨されている。
- Azure IaaS VM 用に高スループット、高 IOPS、一貫性のある低待機時間を提供するディスク。
Premium SSD ディスク
- OSディスク、データディスクどちらもサポートしている。
- Preminm SSDディスクを使用するにはVMのサイズに"s"がついている必要がある。
- I/O 集中型のワークロードを実行し、VM向けの高パフォーマンスで待ち時間の少ないディスク。
Standard SSD ディスク
- OSディスク、データディスクどちらもサポートしている。
- すべての VM サイズで使用可能。
- 一部リージョンでのみマネージドディスクとして使用可能
- Web サーバー、あまり使用されていないエンタープライズ アプリケーション、および開発/テスト用ディスク
Standard HDD ストレージ
- HDD型のディスク
- Premium SSDよりも安価に使用可能
- すべての VM サイズで使用可能
- バックアップ、アクセス頻度の低いディスク
マネージドディスクについて
アンマネージドディスク
- アンマネージドディスクを使用する場合、自身でストレージアカウントを作成して管理する必要がある
- また、自身で管理しているストレージアカウントには20,000IOPSの制限事項があるため高いIOPSに対応したディスクを使用していてもストレージアカウントが対応しない場合もある。
- スケールアウトする際も複数のストレージアカウントを作成する必要があるため管理がより複雑になる
マネージドディスク
- Azureによって使用が推奨されているディスクのこと
- ストレージアカウントの管理もAzure側で行うため管理工数が削減できる
- RABCを使用してディスクのアクセスを制限することも可能
- スナップショット機能をサポートしているためVMの複製も可能
- Azure Backup機能もサポートしているためDR対策に別リージョンにバックアップを保持しておくことも可能
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