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Mac で fish shell 環境を10分で構築する
はじめに
fish は速くて使いやすい shell です。数年前に zsh から乗り換えましたが快適に使えています。
直近で Mac で fish shell の環境を構築する機会が2回ほどありましたので、その手順を簡単に残しておこうと思います。ちなみに M1 Mac でも問題なく動作しました。
Install
Homebrew が入っている前提の話になります。
$ brew install shell
デフォルト Shell に変更
/etc/shells
の末尾に fish を追加します。
$ sudo vi /etc/shells
# List of acceptable shells for chpass(1).
# Ftpd will not allow users to connect who are not using
# one of these shells.
/bin/bash
/bin/csh
/bin/dash
/bin/ksh
/bin/sh
/bin/tcsh
/bin/zsh
/usr/local/bin/fish
以下を実行すると fish がデフォルトになります。
$ chsh -s /usr/local/bin/fish
fisherman & oh-my-fish
パッケージマネージャーの fisher とテーマのインストールのため oh-my-fish をインストールします。
$ curl -Lo ~/.config/fish/functions/fisher.fish --create-dirs git.io/fisher
$ curl -L https://get.oh-my.fish | fish
テーマの変更
bobthefish は読みやすく便利なテーマなので、こちらを採用します。
$ omf install bobthefish
Powerline フォントが必要なので、以下でパッチをインストールします。コマンド実行後 for Powerline
系のフォントがインストールされているので、ターミナルのフォントの変更を行います。
$ git clone git@github.com:powerline/fonts.git
$ cd fonts
$ ./install.sh
$ cd ..
$ rm -rf fonts
履歴系のプラグイン
履歴系のプラグインを入れておくと便利です。
$ fisher install z
$ fisher install 0rax/fish-bd
Git 管理系プラグイン
Git の管理には peco + ghq が快適だったので、こちらを使います。
$ brew install peco ghq
$ fisher install oh-my-fish/plugin-peco yoshiori/fish-peco_select_ghq_repository
キーバインド設定を入れます。
$ vim ~/.config/fish/config.fish
function fish_user_key_bindings
bind \cr 'peco_select_history (commandline -b)'
bind \c] peco_select_ghq_repository
end
以上で完了です。お疲れ様でした。
まとめ
良いプラグインを見つけたら紹介したいと思います。
Discussion
brew install shell ではなくbrew install fishではないでしょうか?