Go All Outなチームの作り方
こんにちはこんにちは!! スターフェスティバル Advent Calendar 2022の 1 日目を、 @kajiken がお届けします。
はじめに
今年もあっという間で、12 月に入り残りわずかとなり、Advent Calendar の季節になりました。
ところで、個人的な今年の振り返りは川崎フロンターレが 3 連覇ならずかつ無冠で終わったことがとても残念でした。ところでついでに、今シーズンの川崎フロンターレのベストマッチは「ホーム 横浜 F・マリノス戦」と「アウェイ FC 東京戦」の 2 試合かなと思っています。来シーズンもとても楽しみですね。
あとは、BiSH の解散も迫ってきていますが、去年から今年にかけてはハロプロでしたね(?)アンジュルムおすすめです!!!!
今回は、現在プロダクトマネージャーとかプロジェクトマネージャーとかエンジニアリングマネージャーをしている視点から Go All Outなチーム
を作るためにやったことを振り返ったポエムです。
昨年末にこんなことを tweet としていました。2021 年は色々なチャレンジをしましたが、なかなか結果を出すのが難しいかったという振り返りでした。
2022 年の抱負を「Go All Out します」と宣言したので、そのためにやったこと/やっていることを書いていきたいと思います。
Go All Out とは
スターフェスティバルのバリューの中にあるバリューです。
なぜこのバリューをピックアップしたかというと、スターフェスティバルのプロダクト/プロジェクトはまだまだやるべきことが多く常に困難の連続です。その中で特に意識しているのが、この Go All Out
という言葉だったからです。
常に困難な課題を解決をするためにチームが一丸となってあらゆる課題にチャレンジしやり遂げるその行動が Go All Out
であると考えています。
Go All Out なチームを作るためにやったこと/やっていること
- Align する
- 成功体験を作る
主にこの 2 つを意識しています。それぞれについて書いていきます。
1. Align する
Align(アライン)とは、「そろえる」などの意味を持ちます。
目線を合わせる、方向づけをするとかそういった意味で利用しています。
このプロダクトの現在地はここで
今はここを目指していて
その先こうなっていきます
そしてその過程でこのプロダクトが大切にすることはこれです
といったことを図に書き出し、チームへの説明を行いました。
どのような順番で何を行ったかについては、以下です。
- 経営と話してプロダクトがどういった方向を目指したいのか、目指すのかの認識を合わせる
- その期待値と会社のミッション/ビジョンの中でこのプロダクトが担うミッションを作成
- 理想的なプロダクトの状態とその過程でどのようにプロダクトは変化していくのかというプロダクトロードマップを作成
- このプロダクトに対して、現在の顧客/ユーザーが期待しているものは何かをまとめ、今目指すべき場所としてプロダクトビジョンを作成
- 理想的なプロダクトを目指していく中でどのようにプロダクトを作っていくのかというプロダクトプリンシプルを作成
- 上記をまとめチームへ説明する
作ったものはこれです!と載せたかったのですが複雑な事情があるかもしれないので、詳しく聞きたい方は是非カジュアル面談などでご質問ください!
これと同時にプロジェクトの月 1 回のロング MTG を設定し、プロダクトロードマップを運用するようにしています。リモートワークが中心の働き方ですが、この日はオフィスに集まってミーティングを行っています。
このプロダクトロードマップの運用では、上記で作ったものと合わせてプロダクトが成長する為の 5 つの要素を定義し、その要素に対してどういったアクションが当てはまるか、それは事業 KPI に対してどういったインパクトを与えるか、全体の優先度は変える必要があるかをプロジェクトチームで全員で議論します。
このようなことを行いながら、プロジェクトチーム全体で目線を合わせる、方向づけをするということを行っています。
2. 成功体験を作る
なんでもかんでも成功するというような状況はなかなかないですよね。
そんな中で、下記の 3 つのようなことを考えながらやっています。
- 失敗を恐れずにチャレンジする
- 振り返るサイクルを用意する
- 小さな成功体験を積み重ねる
失敗を恐れずにチャレンジする
成功を掴むためにはチャレンジする必要があるんですが、失敗したりするのはイヤだなぁ…と感じることは多々あると思います。
そういう兆候がある場合は、率先してやってみる、チャレンジできる状況を作ってやってもらうみたいなことをやってきました。また、とにかくやってみないとわからない、失敗を恐れずに大胆にチャレンジしようみたいな話をしながら、チャレンジすることの大事さを伝えています。
あとは、もしうまく行かない状況だったとしても、失敗ではなく学びという表現を使うように心がけています。「チャレンジした結果わからないことがわかるようになった学びを得れてよかった!」のような用法です。
振り返りのサイクルを用意する
開発チームではアジャイル/スクラムを実践する場合に「振り返り」は必ず行うイベントだと思います。
これはとても重要だと考えていて、何が上手く行って、何が上手く行かなかったのかどうしたらより良い結果が出せるのかを個人・チームで考える時間になるからです。
成功するための、再現性を高めることなどに繋がります。
振り返りの手法は「KPT 法」や似たような「Good/More/Try」などを主に利用しています。
Keep/Problem よりも、Good/More のほうがなんかポジティブな感じがあっていいなぁと思っています。
開発チーム以外でも振り返りを行うように伝えています。(この場合は、振り返りの手法は特にきめていないです)
小さな成功体験を積み重ねる
チャレンジ・成功体験という言葉を目にするとめちゃくちゃ壮大なことをやるのか?と思われるかもしれませんが、一番大事なのは小さくてもいいので成功するという体験を多く得ることだと考えています。
「チャレンジする」 → 「振り返りをする」→ 「成功 or 学びのフィードバックを得る」→ 「新しいチャレンジをする」→ … 、のようなサイクルを可能な限り高速に回せるようにできることを意識しています。
こうやれば上手くいくんだの連続が自信になり、いずれ大きな成功を掴むことになると思っています。
あとは、フィードバックをするのはとても重要です。結果に対しても必要ですが、特に行動に目を向けて伝えるようにしています。
まとめ
Go All Out なチームの作り方を書き起こしましたが、あまりまとまりのないポエムと化してしまいましたが、このようなことをやりながら Go All Out していけるように日々取り組んでいます。
まだまだやりきれていないことも多くあるので、引き続きやっていきしたいと思います。
それでは良いお年を!
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冒頭で書いたように、スターフェスティバルはまだまだ解決したい課題がたくさんあり仲間を募集しています。スターフェスティバルに少しでも興味を持っていただいたり、この記事で書いてあることをもっと知りたい…など、是非カジュアルにお話しましょう!!!
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