仕事だけで成長するの大変じゃない?スキルアップを促進するメンタリング制度 KABE-UCHI を始めてみた
この記事はスターフェスティバル Advent Calendar 2024 12 日目の記事です
こんにちは!スターフェスティバル株式会社でソフトウェアエンジニアをしている吉田あひるです!
弊社は9月からスキルアップの促進を目的としたメンタリング制度を始めており、本記事ではその内容について紹介したいと思います!
仕事だけで成長するの、結構大変じゃない?
突然ですが、みなさんは仕事を通して成長していますか?
おそらくしていると思います。しかしそれでも、仕事だけで十分な成長速度を維持したり狙ったスキルを獲得するのは難しくないでしょうか?
例えば、1から設計する力を伸ばしたいと思っていても新規開発のタスクが直近でなかったり、既存コードの改善にチャレンジしようと思ってもそんなに時間がとれなかったり、ちょっと背伸びが必要そうなタスクは他の人に任せた方がいいかもみたいな気持ちになったり...
様々な要因で成長機会に恵まれないこともあるのではないでしょうか
あるいは、同じチームメンバーである程度の期間働いているうちに考え方の共有ができていて、新しい視点が得られにくくなったと感じることもあると思います。
そういった「自身が置かれている状況」などに影響されにくい形で仕事を通じた成長を加速させることはできないかといったことを考えた結果、本記事で紹介するメンタリング制度(通称KABE-UCHI)を始めてみることにしました。
どんな制度なのか?
隔週30分ほどシニアエンジニアがメンティーの課題感に合わせて自由にメンタリングをする制度で、この取り組みを通じてメンティーの技術的な成長を加速させていくことで各プロジェクトの技術的な品質であったり開発速度の向上に貢献することを目的としています。
要は、技術の話を自由にたくさんして楽しく学びを深めていこう!という感じです。
どんなテーマで話すのか
事前に想定していたテーマ
前述の通りメンティーの課題感に合わせて柔軟にやれるといいと思っており、以下のように直近のタスクに関係するものからしないものまで様々なテーマを事前に想定していました。
- ペアプロ
- PRのレビュー
- 直近の機能開発の設計方針の相談・議論
- キャリア周りの相談
- 話題になっているスライド・記事についての議論
また、この記事ではメンタリングと便宜上記載していますが、議論といったテーマが想定されているようにメンターが答えを教えるというノリではなく対等な雰囲気でやっています。
(なのでメンタリング感を薄める目的で壁打ちにちなんだ名前で制度を運用しています)
実際に実施されたテーマ
実際に運用を始めてからは
- 弊社が運営している「ごちクル」の設計がどうあるべきかを一緒に議論
- これから開発する機能の設計方針の壁打ち相手に
- 理解がふわっとしてるデザインパターンを理解できるようにサポート
- よりスキルアップするための具体的なアクションを一緒に考える
- 直近の開発で技術的に困っていることの相談
など、さまざまな話がされており自由にKABE-UCHIの時間を使っていただいてるように思います!
やってみてどうだったか
緊急ではないが重要なことを考えるキッカケができる
「今向き合っているプロダクトをどういう方向性で改善していくか」や「日々のプログラミングの質を上げていくためにどんなインプットをしていくべきか」など、緊急ではないが重要なことを考える時間は意識的にやらないと疎かになりがちですが、この制度はそういったことを考えるいいキッカケになっていると感じます。
もちろん直近のタスクに関係する話であっても効果がすぐ出るので意義がありますが、やはりレバレッジが効くような学びの場を提供できるようになったのは大きな価値だと思います。
メンター自身の成長にもつながる
また、この制度を考えた時点ではあまり気にしていませんでしたが、メンター自身も成長できる場になっていると感じていて、やりとりの中で自分の考えを言語化する必要があったり、自分にはない相手の視点が知れるなどそういった部分が大きな学びになっています。
おわりに
この記事では弊社が取り組みを始めた制度について紹介しました!
これを1年、2年と積み重ねた先に弊社のエンジニア組織が技術的にどれくらい成長しているか今からとても楽しみなので、引き続きやっていきたいと思います!
弊社では一緒に開発する仲間を絶賛募集中ですので、もし少しでも興味を持っていただけた方がいらっしゃいましたら、ぜひカジュアル面談のご応募お待ちしております!
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