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ナゴヤスタートアップ 2DAYS 上級コース で講演しました

2023/10/03に公開

こんにちは。スタジアムの小林です。

2023年9月16日(土)〜 17日(日)の2日間に渡って開催された「ナゴヤスタートアップ 2DAYS 上級コース」の起業家講演に登壇させていただき、スタートアップの創業とその後をお伝えさせていただきました。

ナゴヤスタートアップ 2DAYSは、名古屋市経済局 イノベーション推進部スタートアップ支援室 が主催し、企画・運営をライフイズテック が行っているイベントで、名古屋市の中学生を対象とし、ITでのものづくりを通して、スタートアップへの興味を醸成することを目的としています。

私としては、スタメンやスタジアムを創業した名古屋や、業界への恩返しの一環として、2019年からこのイベントに講演というカタチで関わらせてもらっており、2023年は、7月に開催された初級コースと、9月に開催された上級コースのそれぞれで講演させていただきました。

事前の打ち合わせでお聞きした、講演のテーマは「スタートアップの起業」。

スタートアップの起業とその後

7月に開催された初級コースでは、スタートアップの起業を少しでも身近に感じてもらえるように、起業までの道のりやアイデアの考え方をお伝えしました。

アイデアを考える

9月に開催された上級コースでは、起業してからの道のりや苦楽を、スタメンを創業してから、現在のスタジアムでの仕事までの流れを例にお伝えしました。

参加している名古屋市の中学生は、本当に真剣かつ好奇心に溢れていて、運営のライフイズテックさんの雰囲気作りもあって、会社を作る際の疑問や実際に設立した後の苦労など、純粋で知的好奇心満載の質問をたくさんいただきました。例えば「起業した後、挫けそうになったときの心の支えはなんですか?」という質問は、自分の価値観を考えさせられました。

ありがたいことにナゴヤスタートアップでの講演は継続して依頼を頂いており、毎回ライフイズテックの担当者の方と打ち合わせしながら、スタートアップやプロダクト作りの魅力、やりがいをどうやったら伝えられるかを考えています。

そして、今回は「ドラえもん」を例に伝えました。下図は、発表スライドの1枚です。

ITのものづくりは、ひみつ道具を作るような感じ

特に映画のドラえもんは、のび太の恐竜を飼いたい、魔法を使いたい、ロボットを操縦したい、ヒーローになりたいといった、のび太の願望(できたらいいな)から始まります。

そして、ドラえもんが、のび太の願いを叶えるひみつ道具を出すところから物語がはじまり、途中で仲間を増やし、強敵や困難に立ち向かいながら、みんなで試行錯誤したり成長しながら、世界を救っていきます。

これって、スタートアップが、創業者のアイデアや願いからはじまり、仲間を集めて困難に立ち向かい、人・組織・事業が成長しながら世界を変えていくことに似てませんか?そして、ひみつ道具のように、世界を変えるための大きなきっかけとなるのが、FANTSのような「プロダクト」だったりします。実際のプロダクトは、ひみつ道具ほど万能じゃないし、思ったとおりに願いは叶わないのですが(笑

こんな風にドラえもんに例えてスタートアップを説明するとアイデアの考え方、仲間集め、実際の苦労、世界を変えることについて、分かりやすくお伝えできるのかなと思っています。

今回、中学生の皆さんの可能性を広げることに、ほんの少しでも寄与できたらいいなと思って、ご協力させていただきました。

今年参加した中学生は、10年後には20代前半で早ければすでに起業している人もいるかもしれませんし、情報工学など専攻に影響を及ぼしたり、スタートアップへの就職やインターンへの参加など、今後の進路に影響がでるかもしれません。

そう考えると、責任重大なのですが、それでもスタートアップでの仕事は、やりがいも、やる意味もあると思っています。私のような一足先にスタートアップで働く人としては、少しでも良い会社、事業、プロダクトを作り、世の中に貢献することで、後に続く人たちがたくさん出てくるように、魅力的な世の中・仕事にしていきたいなと思っています。

今回は中学生向けの講演をご紹介しました。他にも大学生向けなど、機会があれば自分の考えや体験を伝えさせていただいており、私でご協力できるのでしたら、学生・社会人問わず、ご相談いただければと思います!お気軽にご連絡ください😀

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