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MacのDocker環境でmt-devを構築する
概要
Movable Type 8 RCが公開されたので、とりあえずの動作確認でローカル環境を構築した手順を書いています。
構築環境は以下です。
記事公開時はMacBook Air(Intel版)でしたが、MacBook Air(M3チップ)でも動作しています。
- MacBook Air(Intel版)
- macOS Ventura 13.6
- Git 2.35.1(Homebrewで入れているがMacに標準でインストールされているものでもOK)
- make 3.81(Macに標準でインストールされているもの)
- Perl 5.30.3(同上)
- Docker Desktop for Mac 20.10.12
※MT本体ファイルについては、公式サイトの規約に則ってあらかじめzipファイルを取得しておく
mt-devについては下記リポジトリ参照(リンクは日本語のReadMe)
movabletype/mt-dev: development environment
インストール手順
①リポジトリからmt-devをクローンして/mt-dev/
に移動
git clone git@github.com:movabletype/mt-dev.git mt-dev
cd mt-dev
②/mt-dev/archive/
に取得したzipファイルを格納。今回はMT-8.0.1-rc.zip。
③以下コマンドを実行(途中エラーが出たので、sudo
をつけてやり直した)
make up ARCHIVE=MT-8.0.1-rc.zip
(あるいは)sudo make up ARCHIVE=MT-8.0.1-rc.zip
問題なく成功すれば、以下が表示される
[+] Running 5/5
⠿ Container mt-httpd-1 Started
⠿ Container mt-mt-1 Started
⠿ Container mt-memcached-1 Started
⠿ Container mt-mt-watcher-1 Started
⠿ Container mt-db-1 Running
④DBを作成する
sudo make exec-mysql SQL='CREATE DATABASE mt /*!40100 DEFAULT CHARACTER SET utf8mb4 */'
⑤環境構築完了
http://localhost/cgi-bin/mt/mt.cgi にアクセスして、ユーザー作成など行う
おまけ
起動コマンド
#終了コマンド
make down
#次回起動時
make up ARCHIVE=MT-8.0.1-rc.zip
(あるいは)sudo make up ARCHIVE=MT-8.0.1-rc.zip
起動時にMTファイルの入力をスキップする
/mt-dev
内に.env
ファイルを作成し以下を記述しておくと、起動時にMTファイル名の入力をスキップできる。
ARCHIVE=MT-8.0.1-rc.zip
#起動コマンド
make up
MTのアップデートについて
MTをアップデートするときは、/mt-dev/archive/
フォルダに最新のzipファイルを入れる。.env
ファイルを作成している場合はファイルの修正をする。
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