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MacのDocker環境でmt-devを構築する

2023/10/01に公開

概要

Movable Type 8 RCが公開されたので、とりあえずの動作確認でローカル環境を構築した手順を書いています。

構築環境は以下です。
記事公開時はMacBook Air(Intel版)でしたが、MacBook Air(M3チップ)でも動作しています。

  • MacBook Air(Intel版)
  • macOS Ventura 13.6
  • Git 2.35.1(Homebrewで入れているがMacに標準でインストールされているものでもOK)
  • make 3.81(Macに標準でインストールされているもの)
  • Perl 5.30.3(同上)
  • Docker Desktop for Mac 20.10.12

※MT本体ファイルについては、公式サイトの規約に則ってあらかじめzipファイルを取得しておく

mt-devについては下記リポジトリ参照(リンクは日本語のReadMe)
movabletype/mt-dev: development environment

インストール手順

①リポジトリからmt-devをクローンして/mt-dev/に移動

git clone git@github.com:movabletype/mt-dev.git mt-dev
cd mt-dev

/mt-dev/archive/に取得したzipファイルを格納。今回はMT-8.0.1-rc.zip。

③以下コマンドを実行(途中エラーが出たので、sudoをつけてやり直した)

make up ARCHIVE=MT-8.0.1-rc.zip
(あるいは)sudo make up ARCHIVE=MT-8.0.1-rc.zip

問題なく成功すれば、以下が表示される

[+] Running 5/5
⠿ Container mt-httpd-1       Started
⠿ Container mt-mt-1          Started
⠿ Container mt-memcached-1   Started
⠿ Container mt-mt-watcher-1  Started
⠿ Container mt-db-1          Running

④DBを作成する

sudo make exec-mysql SQL='CREATE DATABASE mt /*!40100 DEFAULT CHARACTER SET utf8mb4 */'

⑤環境構築完了
 http://localhost/cgi-bin/mt/mt.cgi にアクセスして、ユーザー作成など行う

おまけ

起動コマンド

#終了コマンド
make down

#次回起動時
make up ARCHIVE=MT-8.0.1-rc.zip
(あるいは)sudo make up ARCHIVE=MT-8.0.1-rc.zip

起動時にMTファイルの入力をスキップする

/mt-dev内に.envファイルを作成し以下を記述しておくと、起動時にMTファイル名の入力をスキップできる。

ARCHIVE=MT-8.0.1-rc.zip
#起動コマンド
make up

MTのアップデートについて

MTをアップデートするときは、/mt-dev/archive/フォルダに最新のzipファイルを入れる。.envファイルを作成している場合はファイルの修正をする。

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