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SendGridのEvent通知をIFTTT経由で受け取る

2022/09/19に公開

サマリー

SendGridのWebサイトでは、以下のようなデータを確認することが出来ます。

DELIVERABILITY DATA

  • Select All
  • Processed
  • Dropped
  • Deferred
  • Bounced
  • Delivered

ENGAGEMENT DATA

  • Select All
  • Opened
  • Clicked
  • Unsubscribed
  • Spam Reports
  • Group Unsubscribes
  • Group Resubscribes

しかし、これらのログの保存期間は1週間程度しか確認できず、それ以前のログを確認したい場合はEvent Webhookを利用して、ログを受信/保存する必要があります。

ビジネスでSendGridを使用している場合、BigQueryなどを利用することとなりますが、個人での日常使用(〜数百通/月)ではそこまでの必要はありません。

今回はIFTTTでWebhookを受信し、メールで通知を受け取るようにしました。

前提条件

  • SendGridの登録、メール送信設定が完了している

SendGridは、登録に審査が必要です(KKE = 構造計画研究所の場合)。審査についての詳細は省きますが、登録フォームに記入し、問題がなければ数日で利用可能となります。

IFTTTのセットアップ

1. 登録

Apple, Google, FaceBook連携、Emailでの登録が可能。メールの場合は認証メールが来るため、リンクをクリックして完了。

2. アプレットの作成

基本的にはUIに従って操作していけば完了します。

  1. My Appletsをクリック。

  2. Create your ownをクリック。

  3. Addをクリック。

  4. 上部の検索欄にWebhookと入力して、Webhooksをクリック。

  5. Receive ~ JSON payloadをクリック。

  6. Connectをクリック。

  7. 適当なEvent Nameを入力して、Create triggerをクリック。

  8. Addをクリック。

  9. 上部の検索欄にEmailと入力して、Emailをクリック。

  10. Send me an emailをクリック。

  11. SubjectとBodyを適当に入力して、Create Actionをクリック。

  12. Continueをクリック。

  13. 適当なApplet Titleを入力して、Finishをクリック。

  14. Webhookのアイコンをクリック。

  15. Documentationをクリック。

  16. {event}に 7 で入力したEvent Nameを入力してから、画像赤枠内のURLをコピーしておく。

SendGridの設定

こちらも、UIに従って操作していけば完了します。

  1. SendGridのWebサイトを開き、Mail SettingsのEvent Webhookをクリック。

  2. HTTP Post URLに 2-16でコピーしたURLをペーストし、Test Your Integrationをクリック。

  3. メールが正常に届くことを確認。IFTTTに登録したメールアドレスに届くことに注意。

  4. DELIVERABILITY DATAとENGAGEMENT DATAの中から通知が必要なデータにチェックを入れ、Event Webhook StatusをEnabledにし、Saveをクリック。

通知の受け取り

このようなメールが送られてきます。

また、IFTTTのWebサイトからも確認できます。

あとがき

今回はメールで通知する形としましたが、IFTTTではSMSやSlack, Telegramなどとの連携も可能です。また、JSONのパースも出来るため、色々と試してみる価値はあるかと思います。


Zennでの初記事です。
Zennの仕様に慣れる目的も兼ねて、簡単なHow-To記事としてみました。
ご意見・ご指摘等はコメントまでお願いします。

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