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推しFPGAボード
わたし推しますFPGAボード
ULX3S
超推し:ULX3Sを推ざるを得ない理由
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WiFiでビットストリームが焼ける!
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順を追って説明しなければならない。
- FPGAはビットストリームが必要。回路のもと。
- この手のFPGAボードでは、PCとUSBケーブルをつないでビットストリームを焼くのが一般的。でも時間がかかる。ULX3S 85Fでは最長で、Macが27秒、Windowsではなんと140秒。
- いっぽう、このFPGAボードには、FPGAといっしょにESP32が同居してる。
- このESP32、WiFiとBluetoothをしゃべる。
- しかもPythonを解する。
- つまり、ボードが起動したら、WiFiにつないで、FTPサーバを立てたりできる。
- しかも、そのFTPサーバでは、独自のコマンドにより、他のマシンのHTTPサーバからビットストリームをダウンロードしつつ、順次FPGAに焼くことができる。
- コマンドを実行してから、ビットストリームを焼きつつダウンロードして、FPGAがそのビットストリームで起動するまでの時間、わずか3秒。Windowsで140秒かかってたのが、なんと3秒。
- ビットストリームをビルドしたら、さくっと起動。大切です。(ビットストリームのビルド時間にはひとまず目を背けながら)
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充実のI/Oインターフェース
- 以下標準装備
- WiFi
- Bluetooth
- Video: General-Purpose Diferential Interface (ヴォルデモート的な意味で、HDMIとは言わない)
- USB
- オーディオ
- SDカード
- GPIO
- ADC
- LED
- 物理ボタン
- ディップスイッチ
- 以下標準装備
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なにもかもオープンソース
- Verilogからビットストリームへの論理合成、ビットストリームのFPGAへの転送、もろもろの周辺ツール、ハードウェア設計、すべてオープンソース。
- つまり、なにが言いたいかというと、いざとなれば自分で直せる。
- しかも、FPGAメーカー公認の安心オープンソース
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安い
- 12k LUTで$115、84k LUTで$155。
- 冷蔵庫とSSDは,どんなに大容量のモノを買ってもいっぱいになってしまうように、あなたのデジタルデザインも、あっというまに膨らむので、84k LUTの85Fを買っちゃいましょう。
TinyFPGA BX
予算控えめ:ULX3Sは、ちょっと高いかな、初心者だし
そんな方には、TinyFPGA BX。
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USBケーブルさえあればビットストリームが焼ける!
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十分なI/Oインターフェース
- LED 1個
- GPIOいっぱい
- USB
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なにもかもオープンソース
- ULX3Sとまったく同じく、FPGAメーカー公認で、Verilogからビットストリームへの論理合成、ビットストリームのFPGAへの転送、もろもろの周辺ツール、ハードウェア設計、すべてオープンソース。直せるよ。
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安い
- $38。日本でも売ってる。
- ただし7.7k LUT、16KB RAM、5.8MBフラッシュロム。ギャラクシアンがギリギリ載るかもしれないくらいのふところの深さ。
- 安いロードバイクを買ったのち、すぐ何倍もする高いロードバイクに乗り換える人、多いですよね。
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