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最高にクールな輪読会が続いている理由を紹介するぜ!

2024/03/13に公開

その前にイカれたメンバーを紹介するぜ!

読書家のジョニー!

以上だ!

輪読会について

弊社では最高にクールなメンバーで構成されたCoolな輪読会というものがあります。
毎週水曜10時から開催しています。
どのくらいクールなメンバーであるかというと圧倒的成長を遂げるために集まっているのでそれだけでクールなわけです。

さて、この輪読会ですがまもなく輪読会が始まってからそろそろ1年が経とうとしています。
はじまりはこのSlackの投稿からでした。

今回に限らず弊社でもいろんなところで有志の輪読会が始まっては終わっていますが、これほど長く続いている輪読会というのはかなり珍しいです。
しかもクールな輪読会は業務時間外で輪読会が開催されています。
本は事前に読んできて当日感想や疑問などをみんなで共有し解消していくスタイルをとっています。
最高にクールですね。

なぜ業務時間外でも長く続いているのかそのクールな理由を紹介していこうと思います。

※ちなみに今回は出てきませんが業務時間内での輪読会も月曜日に開催されています。
そちらについては別途お話しできればと思います。(自分ではないかもしれません)

これまでの活動の記録

さて、その前にこの輪読会では今3冊目を読んでいるところです、これも次回でこちらも終わります。
どんな理由かの前にこれまで読んできた本を軽く紹介します。

単体テストの考え方/使い方

https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=134252

最初は当時発売されてまもない頃だった単体テストの考え方/使い方から始まりました。
単体テストに関する体系的な知識をつけるには当然もってこいだと思います。
1人で読むと結構小難しい話もあって続かないのですが、みんなで話すのが楽しくて読んでくるというメンバーが多かったです。
また、単体テストをより充実させようという議論をしていたのもありどのように進めていくかに関しての学びにもなっています。

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798167282

スペースマーケットでは6月から本格的なスクラム開発に移行していきました。
ちょうど3ヶ月ほど経ち新しい体制にも慣れてきた頃に改めてスクラムについて正しい知識を得てみようということで始まりました。
輪読会を通して「実際にこういうユースケースがあった」などかなり議論も深まることが増えてきました。

アジャイルサムライ

https://shop.ohmsha.co.jp/shopdetail/000000001901/

言わずと知れた名著ですね。
これはSCRUM BOOT CAMP THE BOOKを読み終えた頃に、よりアジャイル開発について知りたいということでマスター先生に弟子入りを決めました。
こちらも実際にスクラムをやりながら読んでいるので「このプラクティスを試してみよう」など実際に開発で生かせたりとかなりいい影響になっています。
また、意外と読みやすくて輪読会するのが楽しい、XXさんのスライドで見た内容だ!といった声もありました。
さすがマスター先生。
こちらは次回読み終えるので、次の本を選ぶ段階になってきています。

なぜクールな輪読会が長続きしているのか?

参加者の熱量が高いこと

当然有志メンバーしかいないので「参加したい」というメンバーしかいません。
渋々参加したり、なんか周りも参加しているからといったことは一切ないです。
当然ながら業務時間外ですので参加しているから評価されるといったこともありません。

それでも参加しているメンバーは「圧倒的成長を遂げたい」という目的のために参加しています。
例え輪読会の参加が評価されずともそこで得た知識を普段の開発の中で活かせばいいだけです。
熱量のあるメンバーが揃っているというのが大きな理由の一つになっていると思います。

1つの書籍にかける期間の目安は3ヶ月

最初の単体テストの考え方/使い方の輪読会は実は多くのメンバーが参加していました。
が、これが回を重ねるほどメンバーが減っていきます。
最終的に半年ほど同じ本を読んでいたのですがこれがよくありませんでした。
当然レベルの高い本を読んではいますが、そもそもモチベーションが半年続く人も結構珍しいわけです。

そのためその後の輪読会では「3ヶ月以内で読み切る」を基準にペース配分を決めています。

今課題に感じているものを解決できる書籍を選ぶ

最初の単体テストの本もそうですが、その後の書籍についても今感じている課題を解決できるような書籍を選んでいます。
スクラムだったらより身近で、「どうしたらもっとスクラムイベントがスムーズに進むのか」といった課題がありそれを解決するためにより体系的な知識を得るというのが始まりでした。

全く今の自分たちと関係のない遠い書籍を読んでしまうと内容が実体験と紐づかないので長続きしなくなってしまうわけです。
たとえそれが少し内容の難しい本だとしても経験と紐付けば学びを得られるわけです。
また今やっていることに紐づていると
「これ今日からやってみよう!」
みたいなアクションを取りやすくなります。

次の書籍を選ぶときは基本的にメンバーから意見を収集して最終的には多数決で決めています。
きっと次も今私たちが抱えている課題を解決できるような本が選ばれるでしょう。

会話を楽しむ

輪読会の醍醐味ですが会話を楽しむことが大事ですね。
「この人過去にこんな経験してたんだ」
「他の人はどのようにここの部分を捉えたか聞いてみたい」
など輪読会の中で会話がたくさん生まれます。

Coolな輪読会ではFigjamを使い付箋で各自の感想を残し、当日その話を聞きながら各自が付箋で感想コメントをするような形式を取っています。
一通り感想共有が終わったらそこから議論が生まれたり、脱線して雑談になったり。

特に面白いのが参加者にはマネージャーやリードなどのメンバーも含まれますが、ジュニアメンバーも当然入ります。
それぞれの課題の視点があり、どう考えたか、どのように捉えたかの意見交換はかなり有意義な時間です。
たまに会話が伸びて次回に延長戦をやることも・・・笑

ただせっかくの機会なのでより議論を深めようという意識があるので、ここの会話を楽しむというところを大事にしています。

来るもの拒まず去る者は追わず

Coolな輪読会では、途中参加も途中離脱もOKとしています。
もちろんスポット参加やスポットで参加できないなども当然あります。
これはあくまで業務外の活動なので忙しいときは当然参加できないことを全員がわかっているからです。

そのためメンバーが離脱していくことに対してどうしたらいいかということを考えません。
基本的には参加メンバーがやりやすい方式を取っています。
もちろん意見があればどんどん取り入れていくので途中参加メンバーもしっかり馴染めています。

さいごに

スペースマーケットのクールな取り組みのご紹介でした。
こういった有志の取り組みだけではなく社内にはいろいろな制度があるのでおいおいお話しできればと思います。

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