スペースマーケットのチャプター活動について(アプリGr編)
はじめに
スペースマーケットでAndroid/Flutterエンジニアをやっていますseoと申します。
本日は、スペースマーケットで行っている、チャプター活動の内容について紹介したいと思います。
チャプター活動とは
スペースマーケットでは、1週間の20%を普段の施策とは異なる勉強や負債解消の時間に充てることを推奨されており、毎週金曜日に職種ごとのメンバーが集まって、活動をしています。
今回は、アプリ開発Grのチャプター活動について、少し紹介したいと思います。
アプリGrのチャプター活動内容について
チャプター活動は、今年の4月から始まった試みですが、アプリGrは9ヶ月間で下記の活動を行いました。
- ソシオメディアのヒューマンインターフェースガイドラインの輪読会
- iOS/Androidアプリの負債解消・リアーキテクチャ
- Flutterでアプリを作ってみよう
- iOSアプリのアーキテクチャ構成を考える
- Flutterアプリの負債解消・アーキテクチャ検討
- 新規ジョインメンバー向けのオンボーディング資料作り
etc...
チャプター活動が導入されて、初めは手探りの状態で、まずはアプリエンジニアがあまり普段勉強できない、デザインについての輪読会から始めてみました。
その後、チームメンバーの全員がFlutterは実務で開発経験がなかったため、一気Flutterへ舵をきり、チャプターの時間をほとんどFlutterのトレーニングに充てるようになりました。
Flutterのトレーニング内容について
Flutterに時間を割こう!とチーム間で決まったものの、何から始めようか、という議論になりました。
Flutter本の輪読会や、ドキュメントの輪読会、などの案もあったのですが、新しい技術を習得するときに、もっとも効果的な方法は、苦しみながらも自力でアプリケーションを作り切ることだと思っています!!
(本の輪読は、事前に読んでおく必要があり、事前に読んでおくということをあまりできる気がしなかった、というのが本音です笑)
こちらについては、皆さんも同意頂き、社内のAPIを使って、簡単な一覧・詳細画面を表示できるアプリケーションを3ヶ月で作ろうとなりました。
<制作物一例>
一覧画面 | 詳細画面 |
---|---|
一覧・詳細画面の表示は必須要件とし、それ以外は各自の独創性を発揮することを推奨されました。
私は、まずはRestAPIで取得する一覧画面をつくり、その後GraphQLで取得する一覧画面も作ってみて、両方の実装方法や要領を実際に肌で感じることができました。
他のメンバーは、SharedPreferencesを使ってみたり、Firebase Authを導入して、ログイン機能をつけてみたりと各自のオリジナリティを出し、チャレンジをする時間にすることができました。
最後に
スペースマーケットでは、iOS/Androidアプリだけでなく、Flutterのアプリも運用しています。そのため、iOS/Androidだけやっていればいい、という環境ではなく、常にキャッチアップを求められるチャレンジングな環境だと思っています。
今回、チャプターの時間があったために、普段の業務時間を使って、技術的なキャッチアップができ、個人としての技術力を向上させることができました。
現在、iOS/Androidのみ開発しており、Flutterに興味があるけど、なかなか時間を割いて学習することができないな、と感じているそこのあなた、
それ、スペースマーケットでならできますよ!!
ぜひこちらから応募をお待ちしております。
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