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早起きは3文どころか10文の徳だった

2024/12/01に公開

自己紹介

はじめまして、sousquared (そうそう) と言います!
普段は、サイバーエージェントで機械学習エンジニアとして働いております。
興味領域は「AI x クリエイティブ」領域です。

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はじめに

皆さん、早起きは得意ですか?私は元々夜型の生活をしていましたが、あるきっかけで朝型生活にシフトしました。その結果、予想以上に多くのポジティブな変化がありました。この記事では、20代一人暮らしの私が早起きを始めて感じた「10文の徳」を紹介します。

いきなりまとめ

  • 早起きは心身の健康だけでなく、生活全般に多大なメリットをもたらします。
  • 朝の時間を有効活用することで、充実感と達成感を得られます。
  • エネルギーレベルをコントロールし、ストレスの少ない生活が可能になります。
  • 社会との繋がりを感じ、日々の生活に豊かさが生まれます。

前提

  • 20代の一人暮らしの場合の話です。
  • 子供がいる家庭や夜勤務の方などは、ライフスタイルが異なるので、この記事の内容が当てはまらないかもしれません。

きっかけ

私は元来ずっと夜型で、寝る間を惜しんでコードを書いたり作業をすることが多くありました。しかし、その生活はやがてメンタルの不調を招きました。
そんな生活をしていたある時、メンタル回復には「睡眠・運動・朝散歩」が有効であることを、精神科医の樺沢紫苑先生の著書[1]や記事[2]から知りました。それ以来、朝早起きをして散歩やジョギングをすることを習慣化しました。すると、朝型の生活を始めてから、多くのポジティブな変化が起こりました

10文の徳

1文目:新しい一日の始まりに胸が高鳴る

朝早く起きると、とにかく気持ちが良いです。朝日を浴びて新鮮な空気を吸うと、心が清々しくなり、今日も良い一日が始まりそうな予感がします。一日のスタートをポジティブな気持ちで迎えられるのは、大きなメリットです。

2文目:朝日を浴びて幸せホルモンを促進

朝日を浴びることで、脳内でセロトニンという「幸せホルモン」が分泌されます。セロトニンは気分を安定させ、心のバランスを整える効果があります。これにより、一日を通して前向きな気持ちで過ごすことができます。

3文目:人との繋がりを感じられる

朝散歩やジョギングをすると、さまざまな風景が目に入ります。通勤する人、ジョギングしている人、庭の手入れをしている人、犬を散歩しているマダム...。すれ違う人と会釈や挨拶を交わすことで、自分も社会の一部であることを感じられます。人間の幸福感の一つに「社会との繋がり」があり、これを朝から感じられるのはとても幸せなことです

4文目:考え事がまとまりやすい

歩いている間に、頭の中でさまざまな考えが整理されます。夜の疲れた頭で考えるよりも、朝のフレッシュな頭で考えた方が、より良いアイデアが浮かびやすいと感じます。実際、この記事の内容も朝のウォーキング中に思いつきました。

5文目:頭がスッキリする

運動をすると脳が活性化し、集中力が高まると言われています。さらに、朝の散歩やジョギングの後にシャワーを浴びると、頭がクリアになり、一日のタスクに集中できます。ただし、朝風呂は健康リスクも指摘されているので、適度な温度で短時間に留めるなどの工夫が必要です。

6文目:午前中にやるべきことを終わらせられる

頭がスッキリしているので、タスクの優先順位を明確に決めることができます。その結果、朝のうちに重要なタスクをこなすことができ、達成感を得られます。また、朝は時間に余裕があるため、心の余裕も生まれます

7文目:エネルギーの遷移が緩やかになる

かつての私は夜になるとエネルギーが高まり、作業に没頭しては一気にバテるというサイクルを繰り返していました。

早起きをすると、エネルギーが朝にピークを迎え、夜にかけて緩やかに減少します朝型生活ではエネルギーの波が安定し、次の行動を予測しやすくなります。そのため、エネルギーが低下してきた夕方以降は、軽いタスクや趣味に時間を割くことができます。

8文目:夜にスッキリ眠れる

朝に集中力の必要なアウトプット系のタスクをこなし、夜はリラックスしてインプット系の活動や趣味を楽しむ。こうした生活リズムにより、夜には自然と眠気が訪れ、ぐっすりと眠ることができます。質の良い睡眠は、翌朝のスッキリとした目覚めにも繋がります。

9文目:天才たちに近づける

規則正しい生活リズムは、偉大な哲学者カントを彷彿とさせます。中田敦彦さんのYouTube大学でも紹介されていましたが、カントは毎日同じ時間に起床し、散歩を日課としていました。そのストイックな生活習慣が、深い思索や偉大な業績に繋がったのかもしれません。早起きをすることで、自分もそんな天才たちに一歩近づける気がしています。
https://www.youtube.com/watch?v=mEM0fgMcJPI
元となったのはこちらの本です。
「天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々」メイソン・カリー (フィルムアート社)

10文目:明日が楽しみになる

早起きをして充実した一日を過ごすと、「明日もまた頑張ろう!」という前向きな気持ちになります。毎日が新鮮で、未来に希望を持てるようになります。明日が楽しみになる生活、それこそが早起きの最大の徳かもしれません

まとめ

早起きは「三文の徳」と言われますが、実際にはそれ以上のメリットがあります。心身の健康から生活の充実、社会との繋がりや自己成長まで、早起きを習慣化することで得られるものは計り知れません。もちろん、生活スタイルや環境によって難しい場合もあるかもしれませんが、可能な範囲で早起きを試してみてはいかがでしょうか。

おわりに

私自身、夜型生活から早起きにシフトするのは簡単ではありませんでした。しかし、その変化は人生において大きな転機となりました。もしこの記事を読んで早起きに興味を持たれた方は、ぜひ一度試してみてください!きっと新しい発見と喜びが待っているはずです!

脚注
  1. 精神科医が見つけた 3つの幸福 ↩︎

  2. 精神科医が「絶対にやるべきだ」と断言する朝のベスト習慣――ストレスフリーに生きる方法 ↩︎

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