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(UE4)Gitでのプロジェクト管理にGitLFSを使う

2021/02/03に公開

*この記事では、GitHubDesktopを使用しています。


自作したゲームのプロジェクトをGithubでpushしたら、こんなエラーが起きました。

error: RPC failed; curl 55 Send failure: Connection was aborted

「データサイズが大きすぎて送れなかったファイルがある」ということらしいです。
Gitは元々キロバイト単位の使い方が基本の為、画像や動画、ゲームプロジェクト等の大きなデータを扱うのには不向きなもの。

GitLFS(GitLargeFileStorage)とは

GitHubで、大サイズのデータでも扱える様にしてくれる拡張機能。
ファイルのメタ情報だけをgitで保存し、ファイルの実態はリモートサーバーで管理する仕組みです。
##導入方法
Lfsを使用する為には、各リポジトリに対してインストールを行う必要があります。
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1.ダウンロードページからインストーラーを入手する。
スクリーンショット 2021-01-22 14.52.03.png
2.落とせた後、GitHubDesktopからlfsを使用したいリポジトリでコマンドプロンプトを開く。
スクリーンショット 2021-01-22 15.16.32.png
3.コマンドラインに

$ git lfs instal

と入力。
リポジトリのあるディレクトリに**.gitattributes**が作成される。

これで準備は完了です。
LFSを使って、ファイルの保存が行える様になりました。

使用方法

先ほど作成された.gitattributesを開いてみると、
スクリーンショット 2021-01-22 19.13.40.png
何も入力していないので、まだ中身は空っぽ。
この中に、次の方法でファイルを追加していきます。


コマンドプリンプトで、

git lfs track ”*拡張子”

を入力することで、
特定の拡張子データがトラックされる。

例えばpsdをトラックするなら、

git lfs track "*.psd" Tracking”*.psd”

こうなれば成功。
.gitattributesを見てみると、
スクリーンショット 2021-01-23 17.54.00.png
psdが追加されました。

こんな調子で、データサイズの大きいモノを追加していきます。
UE4のプロジェクトだと、主に以下。

.uasset
.umap
.uproject
.wav
.fbx(引用

追加できたら、変更が反映されているかGitHubDesktopで確認。
スクリーンショット 2021-01-23 18.31.15.png
しっかり認識できてるみたいなので、comitしたらpushして完了です。

メモ

そもそも今回LFSを使うことになったのは、プロジェクトのリポジトリをゲーム作成してから完成まで一回もコミットしてなかった為、最終的なデータサイズが大きくなりすぎた事が原因でした。
そもそもGitとしての使い方をしてなかったのが問題なので、もっと使う機会増やして覚えます…

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