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Unreal Engine 5:インストール(Ubuntu 20.04)
概要
Unreal Engine 5をUbuntu 20.04にインストールします。
Unreal Engine 4には公式ドキュメント に、Linuxのインストール手順が記載されているのですが、unreal engine 5の公式ドキュメントにはインストール手順は記載されていません(後ほど追加されるかもしれません)。
そのため、Unreal Engine 4のインストール手順を参考にインストールしました。
実行環境
- インストール実行環境
unit | specification |
---|---|
CPU | i9-11900H |
GPU | GeForce RTX 3080 Laptop |
RAM | 32GB |
OS | Ubuntu 20.04.3 LTS |
- Nvidia Driverバージョン
- 510.39.01
参考
手順
unreal engineのソースコードをビルドして使用するようにします。
コードはEpic GamesのOrganizationで管理されており、リポジトリをクローンまたはダウンロードするためには、Epic gamesのアカウントが必要です。
Epic Gamesのアカウントの作成後、自分のgithubアカウントをEpic Gamesのアカウントから接続し、Unreal Engineのソースコードにアクセスします。
- Epic Gamesのアカウント作成
- Epic Gamesに自分のGithubアカウントを接続する
- Unreal Engineのクローン
- Unreal Engineのビルド
- インストール確認
1. Epic Gamesのアカウント作成
- Unreal Engine5 のサイトからアカウントを作成します
https://www.unrealengine.com/ja/unreal-engine-5?lang=ja - 右上のサインインからアカウントを作成します。
- 登録するメールアドレスはgithubのアカウントで登録しているアドレスを使用しました
2. Epic Gamesに自分のGithubアカウントを接続する
- Unreal Engine 5のサイトの設定 > 開発者情報 > 接続 > アカウントを選択します。
- githubの”接続する”をクリックし、Githubのアカウントを接続します。
- 接続が完了すると、接続されていることがわかる表示になります。
3. Unreal Engineのクローン
-
Githubアカウントの接続が完了すると、Unreal Engineのリポジトリにアクセスできるようになります。
https://github.com/EpicGames/UnrealEngine -
次にクローンします。
mkdir ~/ws
cd ~/ws
git clone git@github.com:EpicGames/UnrealEngine.git
4. Unreal Engineのビルド
- クローンしたソースコードをビルドします。
- ビルドする前に依存関係のパッケージ等をインストールするスクリプトを実行します。
mkdir ~/ws
cd ~/ws/UnrealEngine/
./Setup.sh
./GenerateProjectFiles.sh
make
- ビルド開始から完了までに、1時間弱でした。
5. インストール確認
- ビルドが完了すると、実行ファイルが生成されます。
- 実行ファイルを実行し、インストールの完了を確認します。
mkdir ~/ws
cd ~/ws/UnrealEngine/Engine/Binaries/Linux/
./UnrealEngineEditor
インストール容量比較
-
isaac simとunreal enginでインストールされるファイル量を確認しました。
-
isaac simは10GB弱であり、unreal engineは115GBでした。
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isaac sim 2021.02
-
isaac sim 2022.01
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Unreal Engine 5.0
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