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セキュリティ対応組織の教科書 第3.2版 (2024年10月)を読む
セキュリティ対応組織の教科書 第3.2版 (2024年10月)を読む
構成
- はじめに
- セキュリティ対応組織の存在意義
- セキュリティ対応組織のサイクル
- セキュリティ対応組織のカテゴリー
- セキュリティ対応組織のサービス
- セキュリティ対応組織の役割分担と体制
- カテゴリーおよびサービスの関連
- セキュリティ対応組織のアセスメント
- おわりに
エグゼブティブサマリー
セキュリティ対応組織とは
サイバーセキュリティの取り組みや予防、検知、対応の一連の業務が必要。
これを実現するためにはセキュリティ監視を行うSOCやインシデント対応を行うCSIRTのみならず、関係部署や協力組織と連携する必要がある。
この連携先も丸っと含めて役割や業務をまとめ、一連の活動全体を見渡す存在を「セキュリティ対応組織」として定義する。
CDC(サイバーディフェンスセンター)とも同義。
1. はじめに
前置き
- セキュリティの取り組みは企業によって形が違い、一意に組織機能を定義するのは難しい
- 一方で共通して持てる観点も少なくない
対象読者と向き合い方
- 経営者・経営幹部
- セキュリティ対応機能の全体像の把握
- それらをインソース・アウトソースすべきなのか等の経営判断に役立てて欲しい
- セルフアセスメントの指標とし、次の戦略の策定としても活用できる
- マネージャー
- セキュリティ対応に必要なサービスを理解し、組織内での実現方法について検討する材料として
- 具体的な要員数等も書いてあるので、上のレイヤへの説得材料として
- 現場担当者(私はこれ)
- 自身の立場に関わらず、セキュリティ対応の全体像を知り、その中で自分が何を担ってるのかを知る
- キャリアプランのヒントとして