LLMで変わる読書体験
知識を体系的に学ぶ際に技術書やビジネス書を読むことは多々あるのですが、読みづらい本が多く基本的に読了するのが苦行であることが多いのですが、LLMを使って読む負荷を減らそうというお話。
用意するもの
読みたい書籍のPDF
正しくは読みたい書籍で元々PDF化されているもの、もしくはPDF化してもDRM等の制約などに触れないもの。
Claude Project/NotebookLM/ChatGPT Projectが使えるライセンス
細部は好みなので、どれでも良いかとは思います。めんどくさいので以降プロジェクト機能とします。
ラップトップ環境とタブレット
ラップトップ環境のみでも良いですが、最終読むのはタブレットか紙の書籍であるほうが読書体験としては良いかと思います。おすすめはiPadの11インチでしょうか。リーダーはストレス無く読めればなんでも良いと思います。
準備
ソースのアップロード
プロジェクト機能のソースに読みたいPDFをアプロードします。プロジェクト機能を欲する理由は、長くなってもアップロードしたソースがリセットされないので便利というのと、書籍に関連する会話がまとまって残せるのでです。
とりあえず要約する
目次を見たり、全体を要約してもらい、書かれていることの全容を把握します。
自分のプロフィールと読書の目的を設定する
先の内容と比べ自分の知識の深いところ、薄いところ、この読書で何を得たいか等を簡単にまとめてソースに追加。(適当にテキストでいいと思います)
重点的に読むべき部分を推薦してもらう
先の内容を元に重点的に読むべき部分を推薦してもらいます。
読むときのルーティン
だいたいこんな感じで読み進めます。読むのはタブレットで、解説などLLMとの対話はラップトップでやるのがおすすめですが好みで。
- LLMに章の要約をさせる
- 要約中の不明なキーワードなどを先に潰す(ネットで調べたりLLMに聞いたり)
- タブレットで読む
- 分かりづらかった部分を改めてLLMに解説してもらう
先に書いてあることがあるていど予測できる、どれぐらいの温度感で読むべき章なのかがわかっていることで省力化出来ることと、分かりづらい部分を即座に解説してもらえることで読書のパフォーマンスを向上出来るかと思います。
読書後
実践のなかで使う際に、こういうときどうするのがベター?みたいなの聞いたり、辞書的に使います。
注意点
PDFのライセンスに気をつけましょう。商用の書籍だと基本共有などはNGのはずなので、プロジェクトを共有したりは注意です。
また、同様の理由で学習もオプトアウトした方が良いかと思います。
Discussion