歳をとってもプログラマーは続けられるか
プログラマーの35歳定年説は、昔から言われてます。今感じるのはこれはある側面では正しくて、歳をとるとどうしてもマネジメントやらされるし、会社によってはプログラミングは単価が低いからマネージャーや上流SEにはプログラミングさせないってのも、珍しくはない感じはします。ただ、能力的には歳をとってもプログラミングを続けるのは可能だと思ってて、今回は能力的な観点でこのテーマを書いてみたいと思います。
下記は数学ガールで有名な結城浩さんの記事ですが、たしかに歳をとると記憶力が落ちることはあると感じます。私もそこそこ歳をとって、まさに実感してるところではあります…。ただ、自分の体の変化に合わせて、プログラミングのやり方であったり、思考の仕方を変えれば、全然続けられると私も考えています。
以下の記事にありますが、記憶に頼らないプログラミングが出来れば、中高年であっても若者と理解力が大差ないという研究があります。なので、例えば理解しやすいようなコーディングを行うとか、コメントをちゃんとつけておくとか意識することで、パフォーマンスを発揮できる余地はあると考えてます。
ITは環境の変化が速いかつ、自分の体の変化でパフォーマンスも変わってくるので、続けてくためには、いかに自分が変わるかってのが大事だと思います。結局はそこまでして続けたいかっていう点が重要になってきて、気持ちが続かないと、やはりツラくはなってくるでしょう。
自分はまだソースコードを書いてたいと思うし、まぁやっぱり書くのが好きなんで、まだ今のモチベーションが保てるうちは頑張りたいと考えてます。野球のイチローさんも現役を長く続けてましたが、続けたいというモチベーションがあるかは大事です。モチベーションを保つ上で、それがそもそも好きなことなのかという問いにYesと言えるかが、分かれ目になってくるかなと思います。
Discussion
結城さんの記事すごくいいですね。
僕もそう思います。体力や記憶力がが落ちても好きであれば新しい知識を入れ続けられるのですよね。
コメントありがとうございます。
私もぼちぼち歳ですが、まだまだモチベーションはあるので、若い人達に負けないようにがんばりたいです。