CursorでPython開発環境を構築
🐍 Cursor で Python 開発環境を構築する完全ガイド
📚 はじめに
Cursor のインストールが完了したら、次は Python をインストールして開発環境を構築していきます。この記事では、Cursor で Python 開発を効率的に行うための設定方法を、初心者の方でも分かりやすく解説します。
📥 1. Python のインストールと設定
🔧 1.1 Python のインストール
🪟 Windows
-
Python 公式サイトから Python をダウンロードします
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールを開始します
- インストール時に「Add Python to PATH」にチェックを入れます
- インストール先がデフォルトで問題なければ「Install Now」を押してインストールを開始します
下のように表示されたら成功です!
🍎 macOS
インストール方法は複数ありますが、Homebrew を使用してインストールすることをおすすめします:
🍺 Homebrew がインストールされていない場合
-
Homebrew 公式サイトから下図のアイコンを押してインストールコマンドをコピーします。
- ターミナルを開き、コピーしたコマンドを貼り付けて Enter キーを押します。
- パスワードを入力して Enter キーを押します。「Press RETURN/ENTER...」と表示されたら再度 Enter キーを押します。(※パスワードは入力しても表示されません!)
🐍 Python のインストール
Homebrew のインストールが完了したら、ターミナルで以下のコマンドを実行して Python をインストールします:
brew install python
複数の Python バージョンを使用する予定がある場合は、バージョン管理ツールの pyenv をインストールすることを強くお勧めします。pyenv を使用することで、プロジェクトごとに異なる Python バージョンを簡単に切り替えることができます。
pyenv のインストールと設定については、今回は説明を省略させていただきます。
✅ 1.2 インストールの確認
Python3 をインストールしたので、正しくインストールされているか確認しましょう。
🔍 バージョン確認
以下のコマンドを実行して、Python3 と pip3 が正しくインストールされているか確認します。
Windows の場合はコマンドプロンプト、Mac の場合はターミナルを開いて実行してください:
python3 --version
⚙️ 2. Cursor での基本設定
🔧 2.1 Python 拡張機能の確認
Cursor は内蔵で Python 拡張機能を含んでいますが、念のため確認します:
- 拡張機能パネルを開きます
- 「Python」で検索し、Microsoft 製の Python 拡張機能がインストールされていることを確認します
🎯 2.2 Python インタープリターの設定
-
Ctrl+Shift+P
(Windows/Linux)またはCmd+Shift+P
(macOS)でコマンドパレットを開きます - 「Python: Select Interpreter」と入力して選択します
- インストールされている Python のバージョンを選択します
⚙️ 2.3 基本設定の調整
設定ファイルを開いて、Python 開発に最適な設定を行います:
-
Ctrl+Shift+P
(Windows/Linux)またはCmd+Shift+P
(macOS)でコマンドパレットを開きます - 「Preferences: Open User Settings」と入力して選択します
以下の設定を追加することをおすすめします:
{
"python.defaultInterpreterPath": "python",
"python.linting.enabled": true,
"python.linting.pylintEnabled": true,
"python.formatting.autopep8Path": "autopep8",
"python.formatting.provider": "autopep8",
"editor.formatOnSave": true,
"editor.codeActionsOnSave": {
"source.organizeImports": "explicit"
},
"python.terminal.activateEnvironment": true
}
🌍 3. 仮想環境について
Python 開発では、プロジェクトごとに独立した仮想環境を作成することをおすすめします。
✅ 3.1 仮想環境が必要な場合
- 複数のプロジェクトで異なるバージョンのライブラリを使用する場合
- チームで開発環境を共有する場合
- 本番環境との互換性を保ちたい場合
❌ 3.2 仮想環境がなくてもよい場合
- 個人の学習用の小規模なプロジェクト
- 単発の簡単なスクリプト作成
- 標準ライブラリのみを使用する場合
仮想環境の具体的な作成方法や使い方については、別記事「Python の仮想環境」で詳しく解説する予定です。まずは基本的な開発環境を整えることに集中しましょう。
📦 4. 必要なパッケージのインストール
🛠️ 4.1 よく使用されるライブラリ
下記コマンドを cursor のターミナルで実行して、
Python 開発でよく使用されるライブラリも合わせてインストールしておきましょう:
pip install requests numpy pandas matplotlib streamlit
-
requests
: HTTP 通信 -
numpy
: 数値計算 -
pandas
: データ解析 -
matplotlib
: グラフ作成 -
streamlit
: Web アプリ作成
🎉 5. まとめ
これで、Cursor での Python 開発環境の構築が完了しました。主なポイントをまとめると:
- Python のインストール: 公式サイトからダウンロードし、PATH に追加
- Cursor の設定: Python 拡張機能の確認とインタープリターの選択
- 仮想環境の理解: プロジェクトに応じた環境の選択
- 必要なパッケージ: 開発に必要なツールとライブラリをインストール
この環境があれば、Python 開発を効率的に進めることができます。楽しい Python プログラミングを始めましょう!
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