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[Day.04] Mackerel で かんたん AWS SES の bounce rate 監視
Mackerel Advent Calendar 2021 4日目[1]のエントリです。
メールって水面下でいろいろな苦労があるんですよね。何気なく使われていて、送受信できて当たり前って思われがちですけど。
その水面下の苦労の1つにバウンス率の監視があるかなと思っていて、それを Mackerel でかなり容易にできるのでご紹介します、という記事です。
「おっ、便利そう」と思って軽く実践してみたり、バウンス率を気にしていただければ幸いです。
バウンスとは
こちらに大変分かりやすくまとまっていると思います。
バウンス率が高くなると
ひどい状況だと、SES でメールが送れなくなっちゃいます。
どうやってバウンス率を可視化するのか
Mackerel の AWS インテグレーション - SES を利用するのがオススメです。
全メトリックを指定しても1マイクロホスト[2]
設定画面
インテグレーションを設定して連携成功すると自動でグラフが作成されていきます(プロットはメトリック採取状況に応じて)
送信メトリック・評価メトリック・24時間送信数のグラフ例
バウンス率アラート設定
Monitors に 監視ルール を追加すれば設定完了です。
5% になる前に早く気が付けるようにより低めに閾値を設定した例
バウンス率が低いうちは Dashboard に Widget を追加してストレートに数値を前面に押し出すとより可視化感が出ると思います。
左から24時間送信数と時系列グラフ、メール送信数グラフとバウンス率、というWidget例
設定簡素化には terraform-provider-mackerel が超便利
UIでもできますが、IaC でいきたい方は利用をオススメします。
ここ最近の進化が著しいです。
サンプルコードの準備ができたらブログと共に↓の中に置こうと思います(置くとは言ってない・・・)。
さいごに
5日目は @tatsuru さんによる 「Apple Silicon でも Mackerel」が予定されています。よろしくお願いします。
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3日目は @songmu さんの Mackerelのプロダクトマネージャーとしてミッション・ビジョン・バリューを策定した昔話 でした。 ↩︎
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