[IT資産管理]AssetManagementを[Ralph]で
published_at: 2017-07-09
はじめに
- IT資産管理に、DCIM・IPAMツール「Ralph」がよさげだったので自分のために Initialize に関して整理
- 来週に、つづく。(と思う)
ドキュメント
- 公式
- Read the docs
- Others
- かっこいいUIのオープンソースDCIM(データセンター管理システム)『Ralph』 (2016/6/27)
セットアップ手順
サーバー立ち上げ
- Ubuntu 14.04 Trusty のインスタンスを作成
- 推奨されるCPU アーキテクチャは
AMD64
トノコト(64bitならよいのだろうと解釈)
- 推奨されるCPU アーキテクチャは
Ralphをガイド通りにインストール
- 共通の、最初にやること
sudo apt-get update && sudo apt-get install apt-transport-https
- パッケージ関連
sudo apt-key adv --keyserver hkp://keyserver.ubuntu.com:80 --recv-keys 379CE192D401AB61
sudo sh -c "echo 'deb https://dl.bintray.com/vi4m/ralph wheezy main' > /etc/apt/sources.list.d/vi4m_ralph.list"
- 必要モジュール
sudo apt-get update
sudo apt-get install ralph-core redis-server mysql-server
- 途中で mysql の root ユーザ のパスワード作成が求められる
ツール系のインストール
- tmux
- 最新のtmuxをUbuntuにインストール 見たが最新版でなくてもよさそうだったのでソースダウンロード以降はやらず
apt-get build-dep tmux
apt-get install autoconf libtool pkg-config
- selinux-utils
- サイトにつながらなくて getenforce してみたら求められたので入れたが結局のところ不要
# getenforce
The program 'getenforce' is currently not installed. You can install it by typing:
apt-get install selinux-utils
# apt-get install selinux-utils
Ralph初期設定
- DB作成(ほぼガイド通り)
mysql -u root -p
> CREATE database ralph default character set 'utf8';
- 環境変数
vi ~/.profile
export DATABASE_NAME=ralph
export DATABASE_USER=root
export DATABASE_PASSWORD=${password}
export DATABASE_HOST=127.0.0.1
export PATH=/opt/ralph/ralph-core/bin/:$PATH
export RALPH_DEBUG=1
-
一旦ログアウトして入り直し、↑を反映
-
Ralph DB フォーマット・初期データ投入
- これも、ガイド通り
ralph migrate
ralph sitetree_resync_apps
ralph createsuperuser
- 最後のはスーパーユーザ作成。ID・パスワードを決めておいて入力する
自分的解釈な「内部階層構造」
早速サーバーやらIPアドレスを登録しようとするのだが、周辺の登録が必要そうで、どうやら一番右の「Settings」から、という感じ。
Settings
設定
-
Asset category
資産のカテゴリ。カテゴリ自体も階層にできる。- Asset model
ハードウェアの「型番」毎のスペックをまとめるもののようだ。
- Asset model
-
Manufacturer Kind
メーカー種別- Manufacturer
メーカー
- Manufacturer
-
Bussiness segment
翻訳すると「事業セグメント」
これが一番単位の大きいものっぽい。「会社」にした。- Profit centers
直訳は「利益センター」で意味不明だったので検索したら、
「(企業の)部門」トノコト- Service
提供されている「サービス」と思われる。
「部門」にぶら下がるもののようだ。
- Service
- Profit centers
-
Environment
「環境」。
プライベートクラウドにおけるラックユニット、
パブリッククラウドにおけるアカウント、が単位かなと捉えることにした。- Service Environment
サービスがどの「環境」で展開されているか、の紐づけかと。
- Service Environment
-
Regions
「地域」。
そのままであろうとひとまず解釈。デフォルトが「Poland」なのは仕方ない。
Supports
製品サポートのことであろうと。
業者への連絡先をガンガン入れてしまえばいいんじゃないかと。
- Types
なくてもよさそうだ。あとで解釈して決めよう。- Support
連絡先の情報などを書いておくところのようだ。
他、いつまでサポートが受けられるのか、年間いくらなのか、とかをメモできそう。
- Support
Licences
ライセンスのことであろうと。
- Software
ソフトウェア名 - Types
マシン1台ごと、とか、CPUごと、とかを入れる。- Licences
ライセンス情報
- Licences
Domains
ドメイン
-
Domain category
ドメインのカテゴリ。必要に応じて。
例えば、「プロダクト用」とか「会社用」とか、かと。 -
DNS providers
ドメインのプロバイダー。
知れてるところでは、「PSI」とか「お名前.com」とか。 -
Domains
ドメインの一覧。有効期限が一見できる。 -
Contracts
契約。有効期限と価格を把握できる。- Registrants
登録者。
連絡先にしているメールアドレスとか。
- Registrants
Networks
ネットワーク。
いちばん苦手だ。。
自分には、まだ書けない。。
-
Network kind
ネットワーク種別。
いらない感じ。 -
Network environments
AWSの「VPC」的なものでしょう。
上位に「Data center」がある。- Networks
いろいろ大事そうなことをちゃんと入れなきゃならなさそう。
- Networks
-
IP Addresses
IPアドレス・・
項目少ないんだけど、「Ethernet」に何入れるか把握してから・・ -
DHCP Serers
DHCPサーバ。
オフィスにあるならって感じ?。 -
DNS Servers
DNSサーバ。
適宜。
Back Office
オフィス内機器、だろうか。
-
Office Infrastructures
名前だけだが、割と大事そう。
機器区分にしよう。 -
Warehouse
倉庫。
あるいは、どのロッカーにしまってあるか。 -
Hardware
ハードウェアを識別する情報もろもろ。
いっぱい入れなきゃいけないやつ。。
Data Center
データセンター。
いろいろあるが、「外側」の使うやつから解釈していく。
- Data Centers
データセンター。
「建物」を単位と捉える。オフィスも1つの「建物」。
パブリッククラウドでは、大雑把に「AWS」「GCP」くらいで。- Server Rooms
サーバールーム。
「部屋」を単位。
パブリッククラウドでは「アカウント」「プロジェクト」。- Racks
ラック。
まあ、そのまんま。- Hardware
ハードウェア。
まあ、そのまんま。- Virtual Servers
仮想サーバ。
まあ、そのまんま。
- Virtual Servers
- Hardware
- Racks
- Server Rooms
その他
- Ralph Source
- メモ
- IMEI:「端末識別番号」のようだ。
- Inventory number:在庫番号→「識別番号」にしよう。
- 残り作業
- nginx あたりを挟んで、IP:PORT じゃなくてもリクエストできるように
- SSL 設定も
- 自動起動の設定
- Ubuntu ・・・
- nginx あたりを挟んで、IP:PORT じゃなくてもリクエストできるように
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