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doubleとfloatの使い分け
いい質問!
ざっくり一言でいうと、
精度(細かさ)を重視するなら
double、
軽さ(メモリ・速度)を重視するならfloat。
です!
具体的な違い
| 項目 | float | double |
|---|---|---|
| サイズ | 32ビット | 64ビット |
| 小数点の精度 | 約7桁 | 約15〜16桁 |
| メモリ使用量 | 少ない | 多い |
| 計算速度 | 少し速い(ハード依存だけど) | 少し遅い(重い) |
| 使う場面 | ゲーム・グラフィックなど高速処理重視 | 金融・科学計算など高精度重視 |
どっちを選べばいい?
-
超高精度が必要(銀行、物理シミュレーション)
→ double -
処理速度・メモリ節約が優先(ゲーム開発、リアルタイム処理)
→ float
具体例
金融アプリ
double balance = 12345.678901234567;
→ お金はミスったらダメなので double!
3Dゲーム
float x = 1.0f;
float y = 2.0f;
float z = 3.0f;
→ 描画にそこまで細かい小数点はいらないので float!
注意ポイント
-
Pythonだと、普通の小数 (
3.14) は実は全部double相当です! - C、C++、Java、C# みたいな静的型言語だと、ちゃんと区別されます。
まとめ
💬 「本当に15桁以上の精度が必要か?」を基準に選ぼう。
もし今、
- どの言語で
- どんな場面で
この使い分けを迷ってるのか教えてくれたら、さらにぴったりアドバイスするよ!👀
ちょっと聞いてもいい?
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