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基幹業務って何?
いい質問です!「基幹業務」って、ちょっと固い言葉だけど、わかるとソフトウェアの役割も一気にクリアになります。
🏢 基幹業務ってなに?
✅ 一言でいうと:
会社の「中核」をなす業務のこと。会社が動くために絶対必要な業務。
📦 たとえば、企業によってこんなものが該当します:
業種 | 基幹業務の例 |
---|---|
メーカー | 生産管理、在庫管理、購買、品質管理 |
小売業 | 仕入れ、在庫、販売、物流、会計 |
人材系やサービス業 | 顧客管理(CRM)、契約管理、請求処理 |
どの会社でも共通 | 会計、人事給与、勤怠、営業支援 |
💻 基幹業務ソフトウェアとは?
こうした「会社の命を支える仕事」をシステム化したもの。
代表例:
- ERP(Enterprise Resource Planning):企業全体の業務を一元管理するソフト(SAP、Oracle、kintoneなど)
- 販売管理システム
- 在庫・物流管理システム
- 会計・給与・勤怠システム
🌱 対になる言葉:非基幹業務
こっちは「あれば便利だけど、止まっても会社は潰れない」業務。
- 社内SNS、チャット
- ナレッジ共有ツール
- 社内の研修プラットフォーム
- アンケートシステム
🧠 なぜ「基幹業務ソフトウェア」は重要なの?
- ミスが許されない(数字や納期、給与など)
- 止まると業務が止まる
- 歴史が長いシステムも多く、レガシー対策や刷新がテーマになる
🎯 まとめ
「基幹業務」は、会社の中で“止めちゃいけない仕事”。
それを支えるソフトは、安定性と正確性が超重要になるってこと!
もし「実際に触ったことのある基幹系システムは?」とか「フロントエンドから関わる場合、どんな点が大事?」なども気になったら続けてどうぞ!
フロントエンドから関わる場合、どんな点が大事?気になります。
お、いい視点ですね!
「基幹業務 × フロントエンド」って、ちょっと地味に見えるけど、実はすごく気を使う重要ポジションなんです。
✅ フロントエンドで基幹業務に関わるとき、特に大事なこと
1. 操作ミスが「命取り」になる
- ユーザーは業務担当者(経理・物流・人事など)
- 1つのクリックで請求書が送られる、注文が確定することも
- だから、「UIのちょっとした誤解」=業務のミスにつながる
🌟 気をつけたいポイント:
- 二重送信防止(ボタン連打)
- 確認ダイアログ
- Undo(取り消し)可能な設計
2. 業務フローに合ったUXが求められる
- 見た目がオシャレより、「業務が速く正確に終わる」ことが正義
- 1日100件操作する現場では、キーボード操作で完結する設計が喜ばれる
🌟 工夫できる点:
- キーボードショートカット
- フォーカス制御(Tabの順番)
- 入力補完・自動入力・計算機能
3. 絶対にバグを起こせないUIの信頼性
- 「0円で請求書を発行してしまった」とかシャレにならない
- テストコードが重要。E2Eテストやコンポーネントのユニットテストをしっかり書く文化が必要
🌟 気をつけたい点:
- 金額計算・税率のロジックは必ず裏でAPI側とも照合
- デザインで表示されてる内容と実際に送信される内容が一致してるかのチェック
- 入力バリデーションの二重チェック(フロント+バックエンド)
4. パフォーマンスも業務効率に直結する
- 数千件のデータを扱うこともある
- 表示が遅いと、業務全体が止まる
🌟 意識すべき点:
- バーチャルスクロール(大量データを一度に描画しない)
- 遅延ロード、ページネーション
- キャッシュの適切な利用
5. リリースの影響が大きすぎる
- 金曜日の夕方にバグを出すと、翌週まで止まる
- だからこそ、CI/CDの整備やロールバック戦略も重要
✍️ 面接で語るなら…
「基幹業務システムでは、ユーザーの業務ミスや操作負荷を軽減することが最重要と考えています。ボタンの配置ひとつ、確認モーダルのタイミングひとつが現場の生産性を左右するため、UIの意図の明確さや、業務導線にフィットするUX設計を常に意識しています。」
って話せたらかなり通っぽいです。
もし今後、そういう業務系アプリのポートフォリオとかも考えるなら、
**「想定業務+操作頻度」**に基づいたUI設計とか見せられると、めちゃくちゃ評価高いですよ。
やってみたくなったら、一緒にアイデア出しましょうか?
以上です。フロントエンドから見た基幹システム、という切り口は面白いな、と思いました。スタートアップでバーっと実装することを続ける中で、やってきているけど言語化できていない、整理できていない部分が整理され、気持ちいいと感じました。
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