Open6
Python 環境構築
Windows
公式のインストーラーを使ってインストールする。環境変数PATHに設定しない(デフォルトは「設定しない」なので,そのままでいい)
py -3.x
で利用したいバージョンを指定してpythonを実行できる。複数バージョンをインストールしていても同様。
参考にした記事
venv で 仮想環境を作成・立ち上げをしてしまえば
py -3.x -m venv envname
envname\Scripts\activate.bat
以下のようにpython
pip
コマンドを使えるようになる
python ...
pip ...
Mac (M1)
Homebrew をインストールする
以下公式を参照
pyenv をインストールする
brew install pyenv
pyenv の環境設定をする。シェルがデフォルトのまま(zsh) なら
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc
echo 'command -v pyenv >/dev/null || export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc
希望のpython バージョンをインストールする
例えば,python 3.10.5 を入れる
pyenv install 3.10.5
インストール可能なバージョンは
pyenv install --list
で確認できる
複数インストールしている場合,バージョンは以下のコマンドで確認
pyenv versions
切り替えは以下のようにする。他にも方法ある。
pyenv global 3.10.5
VS Codeを使っていると,pyenv global
でうまく行かないことがある。その時は以下のようにするとうまくいった。
pyenv shell 3.10.5
プロジェクトごとに venv
で特定バージョンの仮想環境を作っておけば,pyenv のバージョン切り替えのことは気にしなくて良くなる(たぶん)
仮想環境の立ち上げはWindowsの場合とは少し異なる
source 仮想環境名/bin/activate
感想
普段はMacを使っているので,久しぶりにWindowsでPythonの環境構築をしてみると,とても楽だった。
M1 Mac 補足
pyenv で python をインストールしたときに,lzma
関連のエラーが発生するときは,
brew install xz
をするといいらしい。