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Regional Scrum Gathering Tokyo 2023の個人的感想

2023/01/15に公開

2023/1/11-13にかけて開催されたRegional Scrum Gathering Tokyo 2023に参加してきました。2020年から参加させてもらっているので、4回目の参加になります。

各セッションの具体的な感想なども書こうかとも思っていたのですが、全体的な感想だったり、自分のお気持ち表明的な感じになってしまいましたw
雑文ではありますが、感想として残しておきます。

この1年間の自分の環境とか気持ちの変化とか

個人的には2021年末にスタートアップに転職し、エンジニアリングマネージャーを1年ほど経験しました。これまでとは違い、ほぼゼロに近い状態から、組織やプロダクト、システムアーキテクチャなど、様々なことを自分で考えなければいけない環境になりました。それにより、世に出ている先人たちの知恵をインプットすること、それを自分なりに咀嚼、消化し、考えること、そして、それを自分なりにアウトプットすること、という一連の流れの重要性を感じるようになりました。

(後付けな気もしますが)今年のRSGTへの意気込み

昨年までのRSGTや他のスクラム、アジャイルコミュニティなどのイベントへの参加はどちらかというと受動的で、セッションを聞いて、自分たちはまだまだできないことだらけだなーと思ってしまうことが多かったのですが、今年は前述のような自分の環境の変化からか、自然と少し違った積極的な気持ちで臨むことができたように思います。具体的な変化としては、いまここでこうして、ブログを書いていることだったり、Day3のOSTでテーマを出して話をさせてもらったことなどです。

今年の自分の目標っぽいもの

RSGTとは関係なく、年末年始くらいに昨年一年のふりかえりや今年の目標などをなんとなく考えていましたが、今年はもっとアウトプットを増やす年にしたいということはもともと考えていました。多くの課題を感じ、それに対してインプットや自分なりの咀嚼はしているつもりであるものの、現状はアウトプットが足りておらず、周囲へ影響を与え、変化を起こせた度合いとしてはまだまだごく小さいと感じていました。自分が感じたこと、考えたことを社内外問わず、積極的にアウトプットし、それに対するフィードバックを得ていかないと改善のサイクルは回っていかないなと考えています。

いま書いていて思いましたが、これはスクラムでいうところのスプリントレビューでちゃんとインクリメントを提示できるようにしなさい、ということと似た話かもしれないですね。今回のRyuzeeさんのスプリントレビューDeep Diveの中で、よくあるアンチパターンとして、「インクリメントがないのでレビューをスキップしたい」(資料p.22)というのがありましたが、私もブログを書くとか登壇するとかのアウトプットに対して及び腰になってしまっていたのはこれと似たようなメンタリティかもしれないなと思いました。そもそもスプリントの終わりをめがけてちゃんとアウトプットできるように計画をするべきだし、仮にそれができなかったらできなかったで、話すべきことはあるよね、というのはその通りだなと。

RSGTのOSTでのテーマ出し

OSTについては、2日目の夜に家に帰ってから、何か出すテーマあるかなと考えていたときに、ふと思いつきました。正直、お恥ずかしながらかなりビビっていて、思いついたものの、出すのやめようかなとも思ったのですが、岩瀬さんのクロージングキーノートでも言及のあった永瀬さんのたまに「うっ」と思う環境に飛び込まないとダメというメッセージを思い出し、やってみようと思えた、というところはあります。
結果、一歩踏み出してみてよかったなと思っています。得られたフィードバック自体もそうですし、そこまで気負うことでもなかったと思えたので、他のチャレンジをするときにも今回の経験で少しハードルを下げられた気もします。

最後に

毎回、とても素晴らしいイベントを企画してくださっている運営の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございます。
来年も楽しみにしていますので、またよろしくお願いします。

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