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PicoCalc/MicroPython開発メモ
tl;dr
5月に注文していたPicoCalcがようやく届いたので、MicroPythonの開発環境を整備してみた。
前提条件
ここでの前提条件は以下の通り。
- 開発用マシン(母艦)はWindows11。
- PicoCalcにはRaspberry Pi Pico 2 WHを搭載。
PicoCalcとMicorPythonのセットアップ
-
picocalc_micropython_withfilesystem_pico2.uf2
をダウンロードしてインストール。 -
pip install mpremote
でリモート制御用ツールを母艦にインストール。
母艦とPicoCalcの扱い方
MicroUSBで母艦と接続
MicroUSBで母艦と接続したら mpremote connect list
を使ってポート番号を確認する。
以下、COM4として認識されているものとする。
mpremoteコマンドの基本的な使い方
- 母艦からPicoCalcをリセットする
mpremote connect COM4 reset
- 母艦からPicoCalcのファイルを確認する
mpremote connect COM4 fs ls
- PicoCalcにあるファイルを母艦に取得する
mpremote connect COM4 fs cp :foo.py .
- 母艦からPicoCalcにファイルを配置する
mpremote connect COM4 fs cp foo.py :
- 母艦からPicoCalc上でPythonプリを実行する
mpremote connect COM4 exec "from foo import Bar;b = Bar();b.run()"
PicoCalcのリセットの方法
ハングした時は、MicroUSBを抜いて、電源ボタンを長押し(1秒以上)押してスイッチオフ、その後、同じように電源ボタンを長押し(1秒以上)押してスイッチオンをすると、再起動した状態で起動する。
開発手順
MicroPythonから使える picocalc
ライブラリについて理解し、その上でライブラリを使ってアプリを作成する必要がある。
最終的に機能した手順は以下の通り。
サンプルスクリプトを取得する
PicoCalc内の examples フォルダにあるものを使うか、Githubから取得する。
mpremote connect COM4 fs cp :examples/mandelbrot.py .
ライブラリの使い方を生成AIに学習させる
サンプルスクリプトを生成AIに読み込ませて、 picocalc
ライブラリの使い方を学習させる。
アプリを開発する
割愛。
ライフゲームを作ってみた。
雑感:生成AIのおかげで、やりたいことを形にする時間が圧倒的に短くなったなー、と感じるなど。
おしまい。
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