チームサーベイ活用で更なる開発生産性向上へ
この記事は SMat Advent Calendar 2024 の12月10日分の記事です。
こんにちは、株式会社エスマットでエンジニアリングマネージャーを担当している仙葉です
前回の記事から期間が空いてしまいましたが、今回も開発生産性を向上させるための取り組み状況をご紹介していきます!
昨年からの変化
とりあえずFindyTeam+から直近半年の数字持ってきました
全体的に向上していてとてもいい感じ。。。!
弊社では昨年の段階でレビューやデプロイに関しての課題感はほぼ無くなっており、これ以上無理に数値にこだわっても仕方ないよねという共通認識ができていたので、今年は数値を安定させつつ新しい取り組みを模索する1年だったと思います
FindyTeam+さんには引き続きお世話になっており、毎週エンジニア全体で行なっている定例に直近の数値を確認するアジェンダを追加し、そこでアラート検知的な役割で活用させていただいています
数値が大きく悪化している場合は各チームで詳細を確認する流れがてきており、文化として定着できてきた気がしてます!
昨年までの取り組みが気になるという方はぜひ下記をご覧ください
FindyTeam+でチームサーベイはじめたよ
今回は今年新しく始めたことで効果ありそうだと思ったチームサーベイについてご紹介します
弊社では元々社員全員に対してサーベイを行なっていましたが、エンジニアに特化した項目は用意されていなかったため、FindyTeam+のチームサーベイβを追加で実施することにしています
チームサーベイβ機能についてはこちらでイメージできると思います
簡単に説明すると「SPACE」フレームワークに沿ったサーベイって感じです
SPACEフレームワークに関しては以前からお話を聞いたりしていましたが、チャレンジできていなかったのでサーベイであればとりあえず簡単に始められそうってことで、みんなに協力をお願いしました!
やってみてどうだった?
やはり可視化できる価値はとても大きいという感じです
サーベイになるので、スコアの付け方がメンバーによって温度感違ったりもすると思うのですが、漠然といい感じだったり課題ありそうと思っていた部分が明確になったと思います
全部書いているとかなり長くなってしまうので、一部の項目だけ紹介します
スコア高い!素晴らしい!!
デプロイやレビューなど改善を進めてきた項目に関してはちゃんと高い数字になっていました!
ForKeysの指標でも改善が進んでいることは見えていましたが、メンバーからの声でもちゃんと成果がでていたようです。とても嬉しい
スコア低い。。。なんとかしなきゃ
ドキュメントです。ここだけ圧倒的に低い。。。
以前はDesignDocのテンプレートが用意されており、ある程度探せる状況?ではあったのですが、メンバーの入れ替わりやesa -> Notion移行なども影響して、情報が欲しい時に探す難易度が上がってきているなとは感じていました
先日、エンジニアでオフサイトを行った際に技術的な質問を受けた場合の調べ方を聞いてみたのですが、全員別ルートで調べていることがわかり絶望しています。。。
とはいえ課題感を共通認識として持つことができ、ドキュメント階層構造の見直しや作成ルールの策定など改善に向けて動き出すことはできているので、今期中には少しでもスコアを上げていきたいお気持ちです
おわり
チームサーベイはじめてよかった!
ForKeysの数値が安定してから見守るだけになっていましたが、更なる改善ポイントが明確になったことは非常に価値のある発見でした!!
今回の取り組みでも「状況可視化 -> 共通認識構築 -> 課題解決チャレンジ」の流れが作れたポイントは非常に良かったので、今後も意識しながらチームとしての成長を目指していきます
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