コミュニティ活動が嫌いで大して技術に熱意もないくせに社内勉強会を一年間以上も運営している変態の言い訳
なんこれ?
言い訳 兼 ポエム。ちょっとしたおもしろ読み物。
暇つぶしに読む記事。
正確には
私は、社内でフロントエンドおよびフロントエンドテストの勉強会を運営している。
どうやらそれが1年4ヶ月目に至っていたようなので、改めて自分の考えを棚卸ししておく。
はじめに
みなさまお元気ですか。am-maと申します。
弊社に入社し、全社エンジニア向けに勉強会をはじめて、なんやかんや結構経っていました。
勉強会とはいっても「頑張らない」を軸にしたゆるいものです。
私も開催諸作業以外、大したことはしていません。
完全オンライン開催かつ、都合の合わない日は「今週おやすみ!」とか言いますし、
便宜上フロントエンド・テストの勉強会と銘打っていますが、特段技術に詳しいわけでもめっちゃ好きなわけでもないですし...。
また、「勉強会主催者」として誤解されがちですが、コミュニティ活動も得意ではありません。
Twitter(現X)をフォロワー20人未満の鍵垢でだけ10年間使っていた人間、と説明すると理解が早いでしょうか。
「じゃあなんでそんなことを?」という疑問への答えをここに書いておこうと思います。
謝辞
本題に入る前に、私とこの記事のきっかけになるおしゃべりをしてくれた某氏にここで謝辞を述べさせていただきます。
「コミュニティ活動嫌いかつ熱意なし」で勉強会を運営し続けていることを「変態」とおもしろ端的にまとめていただきありがとうございました。
皮肉に聞こえるかもしれませんが、本当におもしろがっているだけなのでご安心ください。
なぜ勉強会を?
「発起点」としての勉強会
ファーストペンギンという言葉もありますが、「最初に踊り出すやつが踊っていい雰囲気の醸成のきっかけになる」とはよく言われることです。
私が勉強会を始めたころ、弊社には全社で定期開催されている技術勉強会がありませんでした。
(今もないような気がします。)
「勉強会」という言葉の固い雰囲気が、「まあやってみる」というイメージに繋がりにくいこともあるかもしれません。
しかし、社内で小規模に実施する程度であれば、「とりあえず」とか「まあ」でやってみてもいいんじゃないかなと個人的には思っています。
「気楽にとりあえずやってみているやつがいる」という状態を作りたい。
それが勉強会の「フロントエンドわくわく会」というめちゃくちゃゆるい名前に繋がっています。
「場」としての勉強会
「場」には「安心感」や「安定感」を与える力があると思います。
通勤路、卒業した学校、いつも前を通るが何屋か知らない店、などなど、「ただ変わらずそこにある」ものにだけある力。
何やってるかよく知らない謎の会だとしても、いつも決まった日時に開いている「場」でありたいと思います。
「楽しみ」としての勉強会
私は、それなりの期間エンジニアとして生きている割には、技術エンジョイ勢である自覚があります。
「なんかITって便利だし楽しいよね」という浅瀬でいつまでもちゃぷちゃぷしていたい。
技術について真剣に深掘りするのもいいですが、「Vite流行ってんねえ!」みたいな「オモロ」を味わうのもまた、技術の楽しみだと思います。
この「楽しみ」の共有として、会では毎週「おたのしみコンテンツ」を設けて、もくもくしてみたり、TypeScriptのドキュメント読んでみたりとかしています。
なお、ラジオ形式での耳だけ参加歓迎、別にリアクションもなくてもいいよ、という方針です。
統括: 大人の児童館
まとめると、私の運営する「勉強会」は「大人の児童館」です。
来たかったら来て好きなことをしてね、そのための場は準備しときます、という会。
「勉強会」という名前すら適切ではないように思っています(ので冠していません)。
技術を気楽にたのしむための会があったっていいし、それを横目に「あんなんでいいならやってみるか」といって誰かが新しい会の一つでも立ち上げてくれたらいいなと思っています。
しかし、いかんせん私が頑張らないのと、激ゆるで強制力が皆無のためかたいして参加者も集まっていませんし、後続のモチベーションにも繋がっていないようです(笑)
でもこれからもこの会は、やめようと思う日が来るまでは続けると思います。
あともしこの記事で興味を持った弊社社員がいたら、まあ、気が向いたら顔出してくれると嬉しいです。
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