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ホームポジション変更のすすめ

2022/06/08に公開約2,000字

要約

  • 右手小指が痛くなりやすいプログラマー用の配列を作りました。
  • 右手のホームポジションを2列右にずらしています(人差し指がLの位置)
  • 2列ずらした結果、無くなってしまった記号類は「ひらがなキー」と「アルファベットキー」の組み合わせで打てるようにしています
  • JIS配列を使っている方用のデモサイトを作りました

https://small-stall.com/righthomeposition

右手小指、働かせすぎ問題

私はもともと小指が痛くなりがちでした。痛くなり始めるのは決まって右側で、タイピングのしすぎが原因でした。JIS配列の欠陥って、アルファベットの並びもありますが、致命的なのは記号の軽視にあると思います。プログラミングをやってると記号を打ちます。下の図を見ても、右手の小指に役割が集中しているのがわかります。

右手小指の担当キーは8個なのに対し、親指なんて両手でスペース1個しか担当しないケースがほとんどです。この不平等を解消すれば小指が痛くなくなり、生産性が上がるはずです。
というわけで、ホームポジションを変更したら小指が痛いのがなくなったので、布教活動をします。今回オススメするホームポジションはこちらです。

右に2列ずれています。ずれてなくなってしまった右手の小指キー担当だったところは、後述する新たなシフトキーとアルファベットを組み合わせて割り当てしています。こうすることで右手小指の担当キーを2個にまで減らしています。

追いやった右手小指担当のキーをどうするか

まず、新しくシフトキーを作ります。シフトキーというのは、ShiftやCtrlなどのことを指します。そんなの作れるのかと思われるかもしれませんが、Karabinerなどのソフトを使えばできます。親指を有効活用するために、ひらがなキーや無変換キーなどを新しいシフトキーに割り当てると良いと思います。こうすることで、たとえば以下のような感じの入力ができます。

  • ひらがなキーを親指で押しながら
    • Rキーを押すと{
    • Fキーを押すと(
    • Vキーを押すと[
      シフトキーを導入するといつもとは異なるキーボードの面を追加できるのでとても便利です。viライクな矢印キーも割り当てられます。

キーボードのキー配列をOSごと変えるには

OSごとに色々なソフトがありますので、お好みでどうぞ。ただし、キー配列変更には元の標準的な配列に戻すのが手間になるなど、デメリットがあるので十分にお考えの上、ご使用ください。

  • Windows
    のどか
  • Mac
    Karabiner
  • Linux
    .xmodmap

デメリット

メリットをお伝えしたので、デメリットもお伝えします。

  • キーボードの印字と打った文字が異なる
    はじめは違和感があると思います。Lを打ってJが出たり、Oを打ってUが出ることに。キーボードを打つとき手元をほとんど見ない人なら気にならなくなると思いますが、どうしても気になるかもしれません。その場合、印字をシールやスプレーなどで消すか、無刻印のキーボード、キートップを購入するぐらいしか選択肢がありません。キーボードメーカーさんはもっと無刻印バージョンを出してほしいと願うところです。
  • OSにログインするときのパスワード入力
     キー配列変更ソフトを使う場合、OSが起動しない限りは動かないのでデフォルトのQWERTY配列になります。どっちの入力モードだったか混乱するケースがあります。
  • 数字が打ちづらい
     数字は見て入力することが多いのでちょっと打ちづらいです。

終わりに

今回はホームポジションの新しい例として、右手を2列ずらした「RIGHTホームポジション」をご紹介しました。これは筆者がゼロから考えたものではなく、orzレイアウトをもとにアレンジしたものです。

http://www.orz-layout.com/
また、デモサイトのソースコードは次のコードを参考にさせていただきました。
https://github.com/Hiroya-W/Eucalyn_typing_site
この場をお借りしてお礼申し上げます。

デモサイトのソースはこちらに載せました。ではでは。

https://github.com/smallStall/RightHomePosition

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