Windowsターミナルでやっておきたい初期設定
Windows11を初期状態から再設定するときに忘れてしまわないように初期設定方法をメモする。
最低限設定したい内容は以下の通り。
(1) Windowsターミナルで使用するPowerShellの最新化
(2) プロンプト変更
現環境は以下の通り
・Windows11, version 23H2
1. Windowsターミナルとは?
Windows Terminal (ウィンドウズ・ターミナル) は、マイクロソフトによって開発されたWindows 10およびWindows 11向けの端末エミュレータである。MITライセンスの下で公開されており、コマンドプロンプト、PowerShell、WSL及びSSHに対応している
(Wikipediaより引用)
2. Windowsターミナルで扱うPowerShellを最新化する
2-1. ターミナル初期状態
2024/3/29現在、初期設定されているPowerShellは5.1
2-2. Wingetをインストールする
Microsoft Storeから「アプリインストーラー」を入手するとwingetが使えます
参考:「wingetをインストールする」を参照
2-3. WingetでPowerShellをインストール
「Winget を使用して PowerShell をインストールする (推奨)」
Preview版はインストールしなくて大丈夫
3-1. Windowsターミナルから最新のPowerShellを参照する
3-1. 設定ページを開く
3-2. Wingetで取得したPowerShellを参照させる
- 左のペインから「Windows PowerShell」を選択
- 右のペインの「コマンドライン」をクリックし、参照ボタンを押下し所定パスのpwsh.exeを選択する。
Wingetで取得したPowerShellは下記フォルダに格納されているはず
C:\Program Files\PowerShell\7\pwsh.exe
- 「保存」ボタン押下を忘れずに
3-3. PowerShellバージョン再確認
Windowsターミナルを再度開くか新規タブを追加し、PowerShellバージョン確認
PowerShellが7.4.1になっていることが確認できる。(2024/3現在のバージョン)
4. PowerShellのプロンプト変更
PowerShell標準のプロンプトにどうしても慣れない。できればbashっぽくしたい。
4-1. 参考にした記事
詳細な内容はこちらの記事がわかりやすい
4-2. 設定した内容
Windowsターミナルでコマンドを打ち、メモ帳で設定ファイルを開く
notepad $profile
ファイルが開いたら以下を張り付ける
※ユーザー名は自身のものに書き換える必要あり
function prompt() {
# ドライブ名を取得
$drive = $pwd.Drive.Name
# ドライブ名(C:) を除き、ホームディレクトリ(/users/{name}) は ~ に変換したパスを取得
$path = $pwd.path.Replace($HOME, "~").Replace("${drive}:","")
Write-Host "$path" -ForegroundColor "Blue" -NoNewLine
Write-Host " $" -ForegroundColor "DarkGreen" -NoNewLine
return " "
}
# 初期位置を設定
Set-Location "C:\Users\<ユーザー名>\Documents\"
4-3. プロンプト変更結果
シンプルな内容になりました
おまけ Powershellの最新版が出た場合のアップデート
v7.4.1を使用していたらv7.4.2がリリースされたと通知がきたのでアップデート方法を記載します。
Powershellに表示されたリリースメッセージ
A new PowerShell stable release is available: v7.4.2
Upgrade now, or check out the release page at:
https://aka.ms/PowerShell-Release?tag=v7.4.2
再度Wingetでインストールするコマンド
winget install --id Microsoft.Powershell --source winget
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