Salesforceの生成AIソリューションである Einstein for Developers を試してみた

はじめに

Einstein for Developers というコード自動生成機能がオープンベータで提供されているとのことから、動かしてみたよ！っていう記事です。

設定内容は Einstein for Developers is Now in Open Beta を参考に進めていきます

1. Einstein for Developers の有効化

[設定] → [Einstein for Developers] と進んで機能を有効化します

確認ダイアログが表示されるので引き受けてください(!?)

2. VSCode 拡張機能インストール

拡張機能：Einstein for Developers をVSCodeにインストールしましょう！

3. SFDXプロジェクトでの機能有効化

普段開発しているようにSFDXプロジェクトを作成し、Einstein for Developers を有効化したOrgと認証してください。
そして、/config/project-scratch-def.json を開いてください。

features に "EinsteinGPTForDevelopers" を書き加えます。

設定が完了すると、サイドバーにアインシュタインのアイコンが表示されると思います。
ちなみに私は１回再起動したらアイコンが表示されるものの、クリックしても白紙状態、
２回目再起動したらようやく以下の状態になりました。

4. いよいよ動かしてみましょう！

まずは参考Blogと同じ文言で実行してみたいと思います。

I want to create an Apex class. Let’s call it OpportunityQuerySelector. Create a method named getSumOfOpportunityRecords that retrieves the number of opportunity records linked to a specific Account record. The method should accept accountId as the parameter. Follow security best practices and ensure the code runs in the user mode

割とすぐに応答が返ってきました！でもちょっと結果が違うような？USER_MODEどこいった、、

試しに日本語ならどうなるの？ってのもやってみました。

なぜか日本語のほうがより実践的なコードが返ってきました！
そしてまたもやUSER_MODEはどこいった、、、

実行結果はコンソールに表示されるので履歴が追いやすいですね！

今後Salesforce界隈でプロンプト職人が流行るのかどうかは分からないですが、少なくともサンプルコードをちゃっと作ってもらって、そこから開発開始！ってことができるので、書きはじめは楽できそうって思いました。

今後新人くんたちがわけも分からずEinstein for Developersで生成されたコードを以て完成しました！って言ってこないことを切に願いますｗ