大企業からスタートアップへの転職で適応するために心がけたこと
はじめに
2023年12月末に15年間勤めた会社を退職し、2024年1月からスタートアップで働き始めました。
初めての転職だったこともあり、新しい環境でのチャレンジは期待もある一方で「本当にやっていけるか」という不安もありました。入社して早2ヶ月、新しい環境に素早く適応し、価値を生み出すために、自分が心がけたことを簡単にまとめてみました。
1.先入観をもたない
当たり前の話かもしれませんが、インプットが増えると、理解やキャッチアップの効率を上げるために無意識に先入観を持ってしまいがちです。
頭をフル回転させることになりますが、過去の経験や既知の知識に囚われないよう、常に意識を持つことを心がけました。
2.unlearnの姿勢
「アンラーン」(Unlearn)とは、私たちが新しい知識やスキルを獲得するために、これまでの既成概念や固定観念を見つめ直し、手放す学習方法およびそのプロセスを指します [1]
これまで得た知識や経験を整理しながら理解を進めることで、新たな知識や知見をうまく吸収できるようにしました。
例えば、多様なジャンルを本を新しく購入し、それを収納する際に、既存の本を整理した上で収納するイメージです。既存の本をそのままにしても収納は可能ですが、事前に整理することで、全体としてより良く整理できると思います。
3.情報の優先度付け
インプットが多いので何をいつ学ぶべきかを見極めることが重要かなと思います。
具体的には、以下の3つに分類して理解するようにしていました。
- すぐに理解、学ぶべきこと
- 必要なときがきたら、そのときに理解すればよいこと
- いまは深く理解すべきではないこと
4.アウトプットを通じた学習
知識をインプットするだけでなく、アウトプットすることで理解度を深め、インプットを整理することができます。どんなに小さくてもいいのでアウトプットの実践自体が重要だと思います。
5.行動指針に沿った行動
少しでも早く会社に適応するため、文化の根源である会社の行動指針に沿った行動をするように心がけました。具体的には、以下の5つが掲げられています。
- どこまでも作り続ける
- 全力スイング
- やりきる
- 5倍速
- 尊敬尊重協力
大企業からスタートアップへの転職だったこともあり、この中でも特に「5倍速」は意識していました。
最初に書いたように、入社前には不安もありましたが、この2か月間は非常に刺激的で楽しいものでした。この内容が新しい環境に不安を感じている方々の助けになれば幸いです。
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