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Git for Windows 改行コードの注意点
Git for Windows 改行コードの扱い
Git for Windowsにおける改行コードの扱いは、主にautocrlf
という設定によって制御されます。この設定は、WindowsとUnix系のオペレーティングシステムでの改行コード(CRLFとLF)の違いを吸収するために使用されます。
以下で、autocrlf
の設定値について、現状の確認方法と変更方法を記載します。
Gitインストール時の設定
Gitのインストール時にautoselfの設定が表示されているので、各説明を読むと意味がなんとなくわかると思います。(詳しく、またGitインストール後の変更方法は後述。)
Gitのインストール前の方はこの時点でautoselfの値を環境によって設定するの良いと思います。
現状の確認方法
まず現状のautoselfの値を確認する方法です。
上記の設定画面時に特に指定しなければ、以下コマンドで、core.autocrlf=tureになっていると思います。
git config -l
autocrlf
の設定値(下記コマンドで設定を変更可能)
autocrlfの値のそれぞれの意味合いは以下のようになっています。
- true : チェックアウト時にCRLFに変換されます。コミット時にはCRLFからLFに変換されます。
git config --global core.autocrlf true
- input : チェックアウト時に変換は行われません。ただし、コミット時にはCRLFからLFに変換されます。
git config --global core.autocrlf input
- false : 改行コードの変換は一切行いません。
git config --global core.autocrlf false
最後に
これらの設定は、プロジェクトの要件やメンバーの環境によって異なる場合があります。例えば、プロジェクトがUnix系の環境で開発される場合は、autocrlf
をinput
やfalse
に設定することが一般的です。
一方で、Windows上で開発する場合は、true
に設定することが適しているかもしれません。
参考
以下の記事の方が詳しいと思うので、ぜひ読んでみてください。
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