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Git for Windows 改行コードの注意点

2023/12/16に公開

Git for Windows 改行コードの扱い

Git for Windowsにおける改行コードの扱いは、主にautocrlfという設定によって制御されます。この設定は、WindowsとUnix系のオペレーティングシステムでの改行コード(CRLFとLF)の違いを吸収するために使用されます。
以下で、autocrlfの設定値について、現状の確認方法と変更方法を記載します。

Gitインストール時の設定

Gitのインストール時にautoselfの設定が表示されているので、各説明を読むと意味がなんとなくわかると思います。(詳しく、またGitインストール後の変更方法は後述。)
Gitのインストール前の方はこの時点でautoselfの値を環境によって設定するの良いと思います。

現状の確認方法

まず現状のautoselfの値を確認する方法です。
上記の設定画面時に特に指定しなければ、以下コマンドで、core.autocrlf=tureになっていると思います。

git config -l

autocrlfの設定値(下記コマンドで設定を変更可能)

autocrlfの値のそれぞれの意味合いは以下のようになっています。

  1. true : チェックアウト時にCRLFに変換されます。コミット時にはCRLFからLFに変換されます。
git config --global core.autocrlf true
  1. input : チェックアウト時に変換は行われません。ただし、コミット時にはCRLFからLFに変換されます。
git config --global core.autocrlf input
  1. false : 改行コードの変換は一切行いません。
git config --global core.autocrlf false

最後に

これらの設定は、プロジェクトの要件やメンバーの環境によって異なる場合があります。例えば、プロジェクトがUnix系の環境で開発される場合は、autocrlfinputfalseに設定することが一般的です。
一方で、Windows上で開発する場合は、trueに設定することが適しているかもしれません。

参考

以下の記事の方が詳しいと思うので、ぜひ読んでみてください。
https://qiita.com/uggds/items/00a1974ec4f115616580

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