【0からはじめるスクラップ】ブロックチェーン、はじめました
0からはじめるスクラップとは
知識も経験もおおよそ0の状態から、スクラップの形式で、ノウハウを蓄積していく
クローズ条件
スクラップの内容を記事にまとめることができたらクローズ
ブロックチェーン、はじめました
お金の匂いがするブロックチェーン、もはやお金じゃなくて「インフラ」としての導入が実証され始めているので、Webエンジニアもぼちぼち他人事というわけにはいかなくなってきた。そのため、お勉強します。NFTで一発当てれば億万長者みたいですし。
技術仕様の俯瞰に良さげな論文
こっちは実際に作っていく際に使えそうな書籍
とりあえず試すのはこれ
[参考情報] PoWって何?
[参考情報]NFTのカオスマップ
[参考情報] 最短で実現できそうなブロックチェーン(NFT)サンプル
[参考情報]もうちょっと詳しいのはこれ。EnterChainの後に試す。EnterChainのjsの書き方が古くて辛い...
「FTとNFTの違いって何?」の答えは、「トークンである点は同じです」「技術仕様が違います」「その結果として、できることが違います」になる。世のNFT評論家は、せめてプロポーサルくらい見てから評論してほしいものですね。
ERC-20 (TOKEN STANDARD )
ERC-721 NON-FUNGIBLE TOKEN STANDARD
ERC-1155 MULTI-TOKEN STANDARD
このZennの記事は良さそう。後で読む。
IPFSについて。これも後で読む。
「「俺が考えた最強のDAO」を作る際に考えること」を考える
思考整理がてら考えてみた。
前提条件
- 最強のDAOなので、何らかの仕組みによって、51%問題とかオラクル問題とか重複参加は発生しません。
創設前
- A人の企画メンバーが、Votingを通したうえで、規約Bを制定します。規約Bでは、最低限の条項として、以下が必ず決定されます。
- このDAOにおいて、何が評価の軸になるか(例: 金・貢献度・愛など)を決め、評価軸C(≒目標)を作成します。
- 評価軸Cの評価が、どのような具体的行動(=行動D)をもって評価されるかを決定します(行動DはこのDAOが「何をする」DAOなのかを決定づけます)。
- 行動Dを評価するための評価方法Eを定義します。
- 評価方法Eを実施するために必要な情報Fを定義します。
- 情報Fを取得するための情報取得方法Gを定義します。
- 情報Fを管理するためのブロックチェーンH(≒ブロックチェーンの仕様H)を選定します。
- Votingの加重Iを定義します。
- DAOへの加入条件Jを定義します。
- BANやKICKの是非と、是である場合のBANやKICKの評点Kを定義します(評点Kは裏を返せば参加継続条件)。
- 次の規約改定期L(例: 創設から2年毎、メンバー募集開始から1年毎など)を定義します。規約改定の際には、上記の規約Bが改定され得ます。改定され得る内容に加重Iも含まれるため、加重Iの程度の増減も行われる可能性があります。
- 規約改定に伴い、規約Bに基づいたDAOが解体される時のブロックチェーンHや加重Iの取り扱いMを決定します。この取り扱いMにはブロックチェーンH並びに加重Iのフォークや焼却・半減が含まれます。
創設して、メンバーが参加する時
- 新規メンバーが参加する際、新規メンバーは以下の状態である必要があります。
- 規約Bに同意し、それを遵守する。
- DAOによる、情報取得方法Gを用いた情報Fの取得に同意する。
- 当該DAOで使用するブロックチェーンHが利用できる状態である。
- 加入条件Jを満たしている。
活動
- 規約Bに則って、各々がDAOで行動します。
- 規約Bに則って、メンバーは評価され、加重Iなどが付与されます。
- 規約Bに異議のあるメンバーは、規約改定期に規約改定の信任を得るための行動やディスカッションなどを適宜行います。
規約改定期
- 規約改定期Lになったら、Votingを通して、規約Bの改定の是非をとります。
- 規約改定がRejectされた場合、次の規約改定期Lまで現在の規約Bが適用されます。
- 規約改定がAcceptされた場合、現在の規定Bに基づいたDAOは解体され、既存メンバーは一度DAOを脱退します。
- その際のブロックチェーンHや加重Iの取り扱いは、取り扱いMおよび取り扱いMを改定した場合の取り扱いM'を基に決定されます。
- 改定された規約B'に同意できるメンバーは、規約B'に基づいた新規バージョンのDAOに加入し直します。
執筆を終えて(所感)
浅学の身で、「こんなに考えることあるのか」と思いました。規約改定とかDAOの解体とかはジャストアイデアでしかないので、もっとベターな運用があるかもしれない。
これ、正確には、「DAOを運営する際に考えること」「DAO運営を考える際の考え方のフレームワーク・サンプル・一例」だったので、タイトルを修正しました。
つまり、「よっしゃ!DAO運営やるぞ!」って言った時に、フェーズに応じて「こういうことを考えなきゃだよね」「こういう動きあるよね」みたいな一例って感じかと。
規約改定期は期間じゃなくて、改定のvotingとるとかでも良さそう。
OpenseaのAPIドキュメント
MFT実装例
ブロックチェーンサービス事例と団体(Estee)