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Ctrl + Alt + ほにゃー

2024/12/01に公開

TL;DR

  • "Ctrl + Alt + Delete" は Windows の古来からあるショートカット
  • "Ctrl + Alt + End" はリモート デスクトップ接続先への "Ctrl + Alt + Delete"
  • "Ctrl + Alt + Break" はリモート デスクトップ接続の最大化を解除

はじめに

Windows の古来からあるショートカットに "Ctrl + Alt + Delete" というのがありますが、他にもあるんだよ、ということで書いてみます。

Ctrl + Alt + Delete

言わずもがな Windows の昔からあるショートカットで、それこそ Windows がフリーズしてしまった場合にタスク マネージャーを起動する際に使っていた記憶があります。
ただ、最近は Windows の UI がフリーズしてしまうようなことは少なくなくなっているかと思います。
また、タスク マネージャーの起動方法についてもタスクバーを右クリックや "Ctrl + Shift + Esc" などで起動する方法があるため、あまり使う機会がなくなってきているかもしれません。

今でも残っている有用な例としては Active Directory (AD) 環境において AD ユーザーのパスワードを変更する際に使われているでしょうか。
とはいえ、Microsoft Entra ID との連携が進み Self Service Password Reset (SSPR) を使っているケースも増えてきているのではないでしょうか、そうであると願っています。

Ctrl + Alt + End

次にご紹介するのは "Ctrl + Alt + End" です。
これはリモート デスクトップ接続をしている際にリモート側の "Ctrl + Alt + Delete" と同等の操作を行うためのショートカットです。
リモート デスクトップ接続している際に "Ctrl + Alt + Delete" を押すとローカル側の Windows に対して "Ctrl + Alt + Delete" が送信され、ローカル側の環境に影響が及んでしまいます。
"Ctrl + Alt + End" を押すことでリモート側の Windows に対して "Ctrl + Alt + Delete" を送信し、リモート側の設定が変更できます。

Ctrl + Alt + Break

こちらはあまり使うケースは少ないかもしれませんが、リモート デスクトップ接続の最大化を解除するためのショートカットです。

私も最近とある状況で使うことになりまして、いろいろ検索してみたところたどり着いたショートカットです。
ほんとに一部のケースではあるのですが、Azure Virtual Desktop を利用して複数ディスプレイを利用したリモート デスクトップ接続を利用している状態でディスプレイが切断されると全画面表示ではないのですがほぼ全画面表示で、マウスを画面上部に持って行ってもツールバーが出てこないケースがあります。
そういった場合に、"Ctrl + Alt + Break" を押すことでリモート デスクトップ接続の最大化を解除し、ウィンドウ表示に切り替えることができます。

まとめ

最後のやつを検索して見つけてほー知らなかったねぇ、というのがそもそものモチベーションのブログです。
ですが、せっかくなので定番のやつを含めて少し紹介させていただきました。

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