デュプレックス システム

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デュプレックスシステムとは

現用系と予備系の2系統で構成されるシステムをデュプレックスシステム(duplex system)またはアクティブ/スタンバイ構成のシステムと言います。

デュプレックスシステムは、その構成から3種類に分けられます。

コールドスタンバイ

通常時は予備系を停止もしくは別の処理を行わせておいておくタイプです。現用系に障害が発生したときには予備系を起動する、もしくは別の処理を中断させることでシステムを継続させます。

電源を入れないことで、ライセンスを現用系の1ライセンスで済ませてコスト削減効果を狙ったり、電気設備の弱い海外などでは過電流による機器の故障を防いだりできるメリットがあります。

一方で、現用機が故障しなければ使われることがないので、リソースの有効活用という観点ではムダがあるとも言えます。

また、電源OFF状態なので切替に時間がかかるのもデメリットです。

ウォームスタンバイ

通常時は予備系の電源は入れておくものの、アプリケーションは起動させないで待機状態とするタイプです。

個人的な感覚では使われるケースは少ないように思いますが、切替にかかる時間は短縮したいが、現用系と予備系の双方にソフトウェアライセンスを適用したくない場合にウォームスタンバイの構成がとられます。

ホットスタンバイ

現用系と同等のシステムを最初から起動しておくタイプです。多くの場合、現用系への障害発生時には自動的で予備系に切り替わります。ダウンタイムを極力最小化したい場合に使用される構成です。

デュアルシステムとは

対して、2系統用意してどちらも稼働させるシステムをデュアルシステム(dual system)またはアクティブ/アクティブ構成のシステムと言います。

予備系という概念が存在せず、2系統とも常に使用する点がホットスタンバイとは異なるポイントです。

2系統それぞれが通常時にさばくトラフィック量や接続数のギリギリで設計してしまうと、片系がダウンした際に残りの系でトラフィックや接続数を受けきれないことになってしまうため、設計時に注意が必要です。

以上