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ELBはHSTSをサポートしていないための解決方法
HTTPのStrict-Transport-Security (HSTS) は、ウェブサイトがブラウザに対して、HTTPではなくHTTPSを使用するよう指示する仕組みです。[1]
これにより、ウェブサイトへのすべてのアクセスが自動的にHTTPS通信で行われます。
ELBはHSTSをサポートしていません。[2] そのため、HSTSを実装するには以下の方法があります。
①WebサーバーでのHSTSヘッダーの付与:
ELBからWebサーバーにトラフィックを送る場合、Webサーバー側でHSTSヘッダーを付与することが可能です。
②CloudFrontでのHSTSヘッダーの付与:
CloudFrontをELBの前に配置する場合、CloudFront側でHSTSヘッダーを付与することが可能です。
ただし、簡単な対応策としては、HTTP通信を閉じることで、HSTSの対応を不要とすることもできます。
方法としてはELBのリスナー設定を編集し、80→443ポートへのリダイレクトを削除し、443ポートのアクセスのみを受け付けるようにすることです。
この設定により、HTTPでのアクセスはタイムアウトエラーとなります。
参考資料
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