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Firebase Authentication で新規登録をできないようにする
はじめに
2022-07-26 に Authentication の大型アップデートがありました。
多要素認証やブロッキング関数など魅力的な機能が多数追加されていますが、そのうちの一つとしてユーザの登録 (削除) を出来ないようにする設定がありました。
私が個人用に作成しているサービス (自分以外登録させたくない) では、ログイン後に登録フォームを非表示にするなど面倒なことしていたので早速利用してみました。
手順
1. Firebase コンソールを開き、Authentication の画面からアップグレードを行う
案内が出ているはずなので、それに従いアップグレードをします。数クリックするだけです。
アップグレードが完了すると Authentication の隣に with Identity Platform
と表示されます。カッコいいですね。
ユーザアクション
-> 作成 (登録) を許可する
のチェックを外して保存。
2. 設定を開き、 これだけです。
そもそも上記記事で知ったブロッキング関数を利用すれば登録を防げそうだな?と思っていた矢先にこの項目を見つけ、チェックボックスのみで要件を満たせてしまい得した気持ちになりました。
3. 登録ができなくなっていることを確認してみる
個人利用中のサービスでは Google ログインのみを可能としていたので、新規登録となるアカウントでの Sign in with Google
を実施してみました。
ちゃんとエラーになりますね。
当然ですが、新規登録ではない、一度ログイン済みユーザの場合は、上記と同じ Sign in with Google
ボタンから正常にログインができました。
終わりに
公開前のアプリ、開発環境向けのアプリ、個人利用向けのアプリなどはこの設定をしておくと安全性が増すと思います。
今回は利用しませんでしたが、ブロッキング関数などはいろいろ出来ることが増えそうでワクワクしますね。
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