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ChatGPTを業務に活用する方法(非エンジニア向け)

2023/05/16に公開

はじめに

このごろChatGPTが熱くなっていますね。
今回の記事では、筆者が1ヶ月間ChatGPTを使用しながら業務的に活用して作成した記事です。
しかし、活用によってより多様に使えるという点をあらかじめ話してから文を始めます。

1. 検索 (Searching)

Googleの終末と言えるほどChatGPTは強力な情報を提供してくれます。
一般検索エンジンが多様なキーワードを何度も検索して得られる結果を、
ChatGPTはたった一度の命令で解決できました。
これが無条件に肯定的だとは言えないのですが、情報の直観的提供が可能なのです。

検索は誰でもできますが、どのように検索するかは少し別の問題です。
ChatGPTを使用しながら感じたのは、
自分が望む検索結果を得るためには比較的詳細なコマンドを入力しなければならないということです。

以下は例です。

最近のグーグルユーザー統計資料は何ですか?

2020年のグーグルユーザー統計資料は何ですか?

上の質問に比べて下の質問ははるかにディテールに質問を投げかけます。
質問に対する答えが明確に出るように誘導すれば、比較的検索者が望む結果を得ることができます。

2. リサーチ (Researching)

「飛行機利用時に顧客に提供できる肯定的な経験は何ですか?」
という質問をする場合、chatGPTは顧客が飛行機利用時に経る主要過程別期待値が何かを詳しく教えてくれます。

飛行機利用時に顧客に提供できる肯定的な経験は何ですか?

3. 霊感を得る (Inspiring)

新しい業務方式を考案しなければならないか、新しいアプローチを知りたい時にchatGPTはインスピレーションを与えるのに十分です。

オンラインワークショップのアイスブレーキングセッションに利用するのに良いアイデアを教えてください?

4. パーソナライズ (Personalizing)

特定のターゲットグループを対象としたサービス設計など、
特定のグループ向けのパーソナライズされたコンテンツ制作にも役立ちます。
例えば、ウェブサイト内に作成されるマイクロコピー(フレーズ)を作成する必要があるとします。
事前に作成されたパソナ(Persona)関連内容をchatGPTに入力した後、
該当パソナと関連したサービス/製品デザインを設計してほしいと要請することができます。

5. ロールプレイング (Roleplaying)

chatGPTはフィードバックや専門的なアドバイスを提供することができ、
特にこの時は特定の人物と仮定した状況でも進行可能です。
chatGPTにテック企業の専門経営者、エンジニア、統計学者になってほしいとお願いできるだけでなく、
先に作成した特定のパソナになってほしいと要請することもできます。
ただし、この時は当該役割を遂行できるように当該役割を説明する文言が事前に記載されなければなりません。 ロールプレイングを通じて特定の作業物に対するフィードバックやアイデアなどに対する助言を得ることもできます。

6. 要約 (Summarizing)

chatGPTは長い文章を効果的に要約してくれます。
例えば、ユーザー/専門家インタビューの後、示唆点を要約してほしいと要請することができる。

質問例:

  • ユーザーインタビューの内容を要約してください: [インタビュー内容を挿入]
  • リサーチ レポートを要約してください: [リサーチ レポート内容を挿入]
  • アンケート結果で使用できるインサイトを要約してください: [アンケートデータを挿入]

7. 分析 (Analyzing)

chatGPTは特定のキーワードを探したり、
長文に基づいて感情分析(sentiment analysis)を進めることができます。
Sprigツールは感情分析時に別途費用が必要ですが、チャットGPTでは無料で進行できます。

UX採用公告でよく登場するキーワードは何ですか?

8. アドバイス (Advising)

chatGPTを利用する以前は、本人の作業物に対するフィードバックは職場の同僚または上司を通じてのみ行われていました。
chatGPTを通じて作業物に対するフィードバックを受けることができ、偏見がないか、誤った事実はないか、倫理的なイシューはないかなどを尋ねることができます。

質問例:

  • UXデザイナーたちが共通してミスを犯す要素は何がありますか?
  • ティックトックで発生する可能性のある「心理的偏見」は何がありますか?
  • 運動トラッカーを使用することで発生しうる倫理的な問題は何ですか?

最後に

1989年に初めてWWW(World Wide Web)が登場した時、多くの人はその技術が社会にもたらす波及力についてあまり共感できませんでした。
しかし、現在WWWは誰も否定できないほど私たちに必須不可欠な存在となっています。

筆者はチャットGPTがWWWがもたらした波及力以上に、
私たちの日常、業務、時代に核心的な役割を果たすことになると思います。
したがって、新しい技術であるchatGPTを継続的に業務に適用しながら、
これまで世界にはなかった革新的な顧客価値を発揮する方法について考えてみる計画です。

参考記事

該当コンテンツの翻訳および一部内容を加工しました。
https://www.thefountaininstitute.com/blog/chat-gpt-ux-design

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