新卒1年目でデータベーススペシャリストに合格した受験記録

2024/04/06に公開

こんにちは。2024年4月現在、IT上場企業でエンジニアとして働いている、sirroと申します。
現在の会社には昨年4月に、新卒入社しました。高卒なので、現在19歳です。

今更ですが、昨年の10月に受けたデータベーススペシャリスト試験に合格しましたので、その時の学習法について覚えている範囲で記していきます。

学習開始時のスペック

・基本情報技術者試験合格。
・応用情報技術者試験あと2点足りず不合格。
・基本情報、応用情報いずれもデータベースの分野は点数が高かった。(応用情報は自己採点)
・データベースに関する知識は、単純なSQL(SELECT、UPDATE、DELETE、INSERT)が書けて、内部結合、外部結合、主キー、外部キー、各種制約についてある程度分かるレベル。

学習期間

学習開始時期は2023年6月ごろ。最初の2ヶ月は1日平均1時間程度の学習をしていたと記憶している。(正直あまり覚えていない)試験前の8、9月は平日1〜2時間、休日平均6時間程度。

使った参考書

「徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 令和5年度/瀬戸美月」

学習法

最初は参考書で基礎を固め、午前II試験の対策。参考書を2周ほどしたら、過去問道場で午前II試験の問題を解いた。
そこで合格点が安定して取れるようになったら、午後試験の対策を開始。
この参考書は量としては少ないが午後試験の解説も行っているので、午後試験の基礎固めもこの参考書を利用。
基礎固めが完了したら、あとはひたすら過去問を解いた。
午後I試験は3問中2問、午後II試験は2問中1問を選ぶ問題形式となっており、午後I試験はDB設計系の問題1問、SQL系1問、性能設計系1問という傾向。元々知識のあるSQL系、点数が取りやすいDB設計系の過去問を重点的に学習。
過去問を解く際は、最初は時間を全く気にせず取り組んでいたが、慣れてからは本番仕様に合わせ、午後I試験は90分(1問45分)、午後II試験は120分という制約の中で取り組んだ。
最終的には、DB設計系の問題では平均約7割、それ以外の分野では平均5〜6割程度取れるようなレベルまで達した。
本番約1ヶ月前くらいから、午前I試験の学習を開始(免除権利がないため)。午前I試験は追加の参考書などは必買わず、基本情報、応用情報の学習で定着している基礎に加えて、過去問道場で応用情報技術者試験の過去問を解くことで対策。

試験当日

午前I試験については、解いている際はちょっと焦った。時間配分は破綻していても問題ないが、時間をかければ解けるような問題は少ない。結果的にはかなり余裕だったのだが、本番ヒヤヒヤしたくなければ午前I免除の状態で臨むことをおすすめする。

午前II試験については、かなり余裕というのが、解きながらわかった。参考書が効いた。

午後I試験にて、幸運なことに、DB設計系の問題が2問出題された。迷わずどちらもDB設計系の問題を選択し、時間的にも余裕を持って回答できた。

午後II試験でも、DB設計系の問題を選択。120分という長時間の戦いで、途中30分ほどボーッとしてしまった気がするが、問題自体はそこまで難しくなく、ある程度時間に悩まされることなく回答できた。

試験結果

午前I → 81.6点。
午前II → 76点。
午後I → 78点。
午後II → 65点。

午後IIがちょっと危なかったが、それ以外はかなり余裕だったのではないか。IPAの高度試験はまだこれしか受けていないが、一番とりやすいのは間違いなくデータベーススペシャリストだと思う。

結論

データベーススペシャリストは新卒でも受かるし、独学でも受かる。

以上となります。Twitter(X)の方でも有益な情報を呟いているつもりですので、フォローお願いします。

https://twitter.com/DB_sirro_SE

Discussion