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江別大人の勉強会がカルチャーショックだった!

2024/11/28に公開

2024年11月25日(月)に北海道情報大学のキャンパス内で「江別大人の勉強会」というLT+ディスカッション+交流会がありました!
私はそれほど多くの勉強会に出席してはいないのですが、これは斬新だ!すごい!と思える体験をすることができました。

参加の経緯

私は北海道の札幌市に住んでいて、普段はフルリモートで仕事をしています。
ただ、昨年まではあまり現地(札幌圏)の勉強会やカンファレンスに参加することはなく、地元エンジニアとのつながりはほぼゼロと言ってよい状態でした。
今年の8月に開催されたフロントエンドカンファレンス北海道の現地の熱気にあてられたことが転機となり、地元の勉強会やLT会などへの参加を積極的に考えるようになりました。
江別大人の勉強会の開催を知ったのは先月下旬、フロントエンドカンファレンス北海道で知った北海道情報大学の湯村教授のツイートが流れてきたことがきっかけです。
よし!どうせ参加するならLT枠いこう!と、脊椎反射で参加を決めました。
脊椎反射すぎて、日付を1ヶ月勘違いし、翌日会場に向かってしまったことが今回の一番の反省点です。

江別市の名産食品展か?!

帰宅ラッシュや事故などで渋滞に巻き込まれると嫌なので、私が現地に着いたのは17時、少し早めの時間で、ちょうど入場開始直後といった時間でした。
「江別大人の勉強会」の会場である北海道情報大学には、今回初めて訪れたのですが、会場はビルの10Fをまるまる貸し切って、100人以上が軽く会食できるスペースが用意されていました。
会場は大学生の皆さんが受付をしたり、椅子や机を配置したり、自分たちの展示物の設置や確認を行っていたりと、さながら学校祭の会場のようでした。

ここで最初のカルチャーショックがあったのですが、とにかく地元「江別市」の協賛企業、支援者の方々がとても多いのです!
そして協賛企業の方々から届けられている、地元の名産品の種類と数たるや…。
焼き立ての米粉ピザ(焼くために消防にも届け出したらしい)、地元のライ麦を使ったビスケット、牛乳、蜂蜜入りのハニーミルク、クロワッサン、シフォンケーキ、地元の珈琲店のブレンドコーヒー、地元で作られたゼリー、ビール、お酒、お酒、お酒、大量に用意されたケータリング、ピクルス。
ちょっと書ききれないほど充実していました…!

私のお気に入りは、この江別のライ麦を使ったビスケットです。超香ばしくて、厚くて、サクッ、カリッとしていて、これまで食べたビスケットの中でもトップ争いができる一品です。

参加者の幅が広いぞ!

私はそもそも勉強会への参加回数が多いほうではありませんが、勉強会に対して「エンジニアやエンジニア志望の人が、エンジニアリングに関する勉強をする」という固定観念を持っていました。

北海道情報大学が会場ということなので、きっと大学の関係者の方々や札幌圏のエンジニアの方々が参加するんだろうなーというイメージを持っていました。
実際、大学関係の方々は多かったのですが、それ以外にも道議会の議員の方、お医者さん、地元の会社の役員さん、飲食業界の方、情報系ではない学部の教授の方など、バラエティに富むメンバーが集まっていました。

登壇する方々についても同様です。IT系の職場以外でのAI活用事例や帝国議会議事速記録集へのAI活用など、いつもソフトウェア開発のことしか頭にない自分には、とても新鮮な内容でした。

色んな人が楽しめる気配り!

会場に入場したとき、ネームプレートの配布後に、ちょっとくじ引きのようなものがありました。
これはどこのテーブルに座るかのくじ引きだったのですが、テーブル一つに対して「登壇予定者」「社会人」「学生」を配置するようにしているとのこと。
これは、知っている人同士が固まるのを防いだり、知らない人同士でも刺激を受けることができて、良いバランスだなぁと思いました。
後半戦では椅子を片付けて立ち食い形式にすることで、会場内の色んな人と交流できる形にしたりと、マンネリ防止や交流拡大を狙ったと思われる策が練られています。

勉強会は18時開会で、そのまま会場で実施される懇親会も含めて22時閉会。合計4時間の長丁場だったのですが、適度な休憩を挟みながら、LT!ご飯!ディスカッション!学生展示物閲覧!と、大変充実した時間だったと思います。

浮いていてもよい!むしろ浮くべきだ

さて、私のLTは懇親会の枠の2番目(全体では最後から2番目)で、20時半過ぎでしたが、実は内心若干不安がありました。

私はそもそも勉強会への参加回数が多いほうではありませんが、勉強会に対して「エンジニアや、エンジニア志望の人が、エンジニアリングに関する勉強をする」という固定観念を持っていました。

書いたとおりで、私のLTの内容はエンジニア向けというか、若干浮いているんじゃないかな…という気がしていたのです。
直前まで「これ、5分の内容にしてはスライド多くないか?」という経験不足を気にしてしまったりと…。
幸い、一部説明を省略したり、無我夢中の勢いで喋ったおかげか、15秒ほど時間に余裕ができた発表となりました。

登壇後、熱心な学生さんたちからLTの内容についてお褒めの言葉をいただいたり、質問をいただいたり、私が想像していたよりも沢山の反応をいただくことができました。
現役のエンジニアとしての云々、フルリモートで働くことへの云々とか、キャリアパス的な話とか、色んな話を聞かれたり、話したりする機会となりました。
浮いているんじゃないかと心配していたのは杞憂だったようです。

そもそも、自分でも感じていたとおり、この勉強会には幅広い参加者がいるわけです。
私自身、客観的に見れば「北海道でフルリモートのエンジニア」であり、生息数も少なければ、接触する機会も少ないタイプの人間です。
私自身も、誰かしら、何かしらの勉強材料になれたのだと思うと、それは大変光栄なことだと思います。

まとめ

江別大人の勉強会は、江別の町おこしでもあり、学生さんが社会人と接触する機会を得たり、多様な社会人が勉学を通じて交流したりと、斬新で面白い勉強会だったと感じます。

江別大人の勉強会を開いてくれた運営の方々!話してくれた方々!参加者の方々!皆さん、ありがとうございました!
また機会があれば、ぜひ参加させてください!

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