cursorと連携できるDesktop版ChatGPTが熱い
Desktop版ChatGPTがWeb版よりも熱い
ひっそりとアップグレードが続けられているDesktop版ChatGPTが大幅に進化していたので、紹介します。
ホットキーが設定できる!
ホットキーを設定し、キー入力することで簡単に起動・入力が可能になります。
Web版では、ブラウザに移動し、ChatGPTのタブを開いて、入力部分にフォーカスを当てるという手順が必要ですが、Desktop版ではコマンド一つで入力を開始できます。
私はOption + Space
を押すことで起動するように設定しています。
Option + spaceを押した時の様子
Cursorと連携ができる!
Desktop版の真骨頂!
CursorやiTerm2と連携して利用することが可能です。他にもVSCodeやJetBrains製品とも連携が可能であることを確認済みです。
連携とは
具体的に何ができるのかというと、エディタで選択した部分を自動的に読み込んで回答を生成してくれます。
選択中の箇所を教えてくれます
試しに適当なクラスを作成し、Cursor上でクラスを選択した上で質問してみます。
作成したクラス
選択した状態でDesktop版ChatGPTへ移動し、質問をしてみます。
メリット
これまではコードをコピペしてブラウザに移動し、バッククォートで囲んで質問するという手順を踏んでいましたが、選択して質問するだけになり、想像以上に使い勝手が良くなりました。
(バッククォートを連打するのが非常に面倒でした🥲)
また、CusorにOpenAIのAPIキーを登録して利用しているのですが、重量課金制であるため、じわじわとクレジットが消費されていました。価格の面からo1-miniなどをCursorから使えていませんでしたが、Desktop版の登場により、シームレスな操作感でo1-miniが使い放題となりました。
利用可能なユーザー
Work with Appsは現在、ChatGPT PlusおよびTeamユーザー向けに提供されています。ChatGPT EnterpriseおよびEduユーザーは数週間以内にアクセス可能になります。
2024年12月3日現在、この機能はChatGPT PlusあるいはTeamユーザーのみが利用可能です。数週間以内により多くのユーザーが利用できるようになる予定です。
終わりに
あまり話題に上がらないDesktop版ChatGPTですが、機能的にはWeb版よりも進歩しており、今後もさらなる発展が期待できます。
ローカルのディレクトリを丸ごと同期なんてできたら最高ですね。現状でもWeb版を使う理由が見当たらないため、しばらくDesktop版を使ってみようと思います。
リリースノートはこちら
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